朝にコーヒーを飲んでも大丈夫？デメリットと上手な飲み方を解説 (2ページ目)

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があります。眠気につながるアデノシンという物質のはたらきの邪魔をし、眠気を抑えます。

この作用により脳をすっきりさせて集中力をアップさせることで、仕事のパフォーマンスの向上が期待できます。（※2）

リラックスできる

コーヒーのもつ独特の良い香りには、脳から出るα波を増加させ、気持ちを落ち着かせるはたらきがあります。朝コーヒーを飲むことによって、リラックスした一日を過ごす手助けになりますよ。（※5）

肌のダメージ対策になる

コーヒーに含まれるポリフェノールには、さまざまな病気の要因となる「活性酸素」から体を守るはたらきがあります。

また、ポリフェノールは紫外線による肌へのダメージを抑えることが知られています。さらに紫外線による顔のシミは、一日2杯以上のコーヒーを飲む女性で少ないという実験結果もありますよ。（※6）

知っておきたい「コーヒー」の健康効果。正しく飲めばダイエット効果も！

朝起きたときや仕事中のブレイクタイムにと、一日の中でコーヒーが活躍するシーンはとても多いですよね。スーパーやコンビニでも気軽に買えるコーヒーですが、健康に役立つ栄養素は含まれているのでしょうか？この記事では、コーヒーに期待できる健康作用や、一日の適量を詳しく解説します。

朝にコーヒーを飲むときのポイント・注意点

ポイント・注意点

起床直後の朝一番に飲むのは避ける
まずは水を飲むようにする
飲むタイミングは朝食中がおすすめ
カフェインレスコーヒーを選ぶ

起床直後の朝一番に飲むのは避ける

副腎から分泌されるコルチゾールは血糖値を一定に保つ役割を果たしており、一般的には朝起きたときにもっとも多く分泌されています。

そこへカフェインを摂取するとコルチゾールの分泌の邪魔をしてしまいます。起きてすぐ、特に8時から9時にコーヒーを飲むのは避けましょう。（※2,3）

まずは水を飲むようにする

寝ている間の私たちからは、およそ500mlの水分が汗や呼気から排出されています。つまり寝起きの時点では体から水分が失われた状態になっているので、朝の水分補給は非常に大切です。

一方でコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、体から水分を排出してしまいます。睡眠中に失われた水分を補給するためにも、朝起きてすぐの水分摂取はコーヒーではなく、水や白湯がおすすめです。（※7,8）

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