目次
赤ちゃんが「卵焼き」を食べられるのは生後何か月から?
月齢 | 目安量 |
---|---|
初期(生後5~6か月頃) | ー |
中期(生後7~8か月頃) | ー |
後期(生後9~11か月頃) | 全卵1/2個分 |
完了期(生後12~18か月頃) | 全卵1/2~2/3個分 |
離乳食初期はごくんと飲み込むことを練習する時期、中期は舌と上あごで食べ物をすりつぶして食べる時期です。卵焼きは弾力があり、離乳食初期と中期ではまだ食べるのがむずかしいですよ。
卵焼きを与える場合は、歯茎で食べ物をすりつぶせるようになる離乳食後期からにしましょう。
卵焼きを与える場合は、歯茎で食べ物をすりつぶせるようになる離乳食後期からにしましょう。
離乳食の卵焼きを与えるときのポイント・注意点
ポイント
- アレルギーに気を付ける
- しっかり火を通す
- 食べやすい大きさに切る
- 薄味に仕上げる
アレルギーに気を付ける
卵はアレルギーを起こすことがある食材で、特に白身がアレルギーの原因になりやすいです。卵焼きを与える前に、固ゆでの卵を少量から与えてアレルギーを起こさないかしっかり確認しましょう。
5~6か月頃に固ゆで卵の黄身から始め、慣れてきた7~8か月頃から白身を混ぜた全卵に進めていきます。(※3,4)
5~6か月頃に固ゆで卵の黄身から始め、慣れてきた7~8か月頃から白身を混ぜた全卵に進めていきます。(※3,4)
しっかり火を通す
離乳食期は、卵焼きを半熟で仕上げるのではなく、しっかりと中まで火を通すようにしましょう。半熟の卵はアレルギーを起こしやすいといわれているので、注意が必要です。
卵焼きをやわらかく仕上げたいときにはだしやミルク、水溶き片栗粉を加えると良いですよ。(※4,5)
卵焼きをやわらかく仕上げたいときにはだしやミルク、水溶き片栗粉を加えると良いですよ。(※4,5)
食べやすい大きさに切る
離乳食後期は歯茎に食べ物をのせてつぶして食べられるように、完了期は歯を使うようになります。卵焼きを与える場合には、歯茎にのせやすい大きさに切ってあげましょう。
また、手づかみ食べや噛みちぎりが始まる時期でもあるので、手で持ちやすいように小さく切ったり噛みちぎりやすいスティック状に切ってあげたりすると良いですよ。(※1,2)
また、手づかみ食べや噛みちぎりが始まる時期でもあるので、手で持ちやすいように小さく切ったり噛みちぎりやすいスティック状に切ってあげたりすると良いですよ。(※1,2)
薄味に仕上げる
離乳食の時期は薄味を心がけるようにしましょう。塩分や糖分が多いと、赤ちゃんの消化の負担になるほか、味覚への影響も心配されます。味付けをする場合は、素材の味やだしの風味を生かすように風味付けする程度にしましょう。(※6)
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
離乳食の人気ランキング