目次
赤ちゃんに「茶碗蒸し」をあげてもいいのはいつから?
一般的な茶碗蒸しに使われるおもな材料は、卵、だし汁、しょうゆやみりんなどの調味料と具材です。材料の面からみると、全卵を食べられるようになるのは離乳食中期の後半以降ですが、離乳食期では卵が十分に加熱されていることが大切。
茶碗蒸しは卵が主材料となることや、十分に加熱されているかが確認しづらいため、全卵を1/2個以上食べられるようになる離乳食完了期からが安心です。(※1,2,3)
茶碗蒸しは卵が主材料となることや、十分に加熱されているかが確認しづらいため、全卵を1/2個以上食べられるようになる離乳食完了期からが安心です。(※1,2,3)
離乳食の茶碗蒸しを与えるときのポイント・注意点
ポイント
- 卵アレルギーに注意する
- 十分に加熱されているか確認する
- 赤ちゃんが食べやすい具材にする
- やけどしないように注意する
卵アレルギーに注意する
卵は乳幼児において主要なアレルギーの原因食物。そのため、離乳食で進める際は固ゆでにした卵黄からはじめます。茶碗蒸しは加熱度の低い料理なので、いきなり茶碗蒸しを食べるとアレルギー症状が出るおそれが。卵を少しずつ試している時期に茶碗蒸しを与えるのは避けましょう。(※2,4,5)
十分に加熱されているか確認する
前述したように、茶碗蒸しは加熱度が低く、火が通りにくい料理です。離乳食で茶碗蒸しを与える際は、中までしっかり加熱されているか確認してから食べさせましょう。
ちゃんと火を通そうと温度を上げると茶碗蒸しに「ス」が入る場合がありますが、離乳食ではスが入ったとしても十分に加熱されていることが大切ですよ。(※1,2,5)
ちゃんと火を通そうと温度を上げると茶碗蒸しに「ス」が入る場合がありますが、離乳食ではスが入ったとしても十分に加熱されていることが大切ですよ。(※1,2,5)
赤ちゃんが食べやすい具材にする
一般的な茶碗蒸しでは鶏もも肉やぎんなん、しいたけなどが具材として使われますが、離乳食では、赤ちゃんが食べやすい具材を選びましょう。
とくにぎんなんは子どもがたくさん食べると中毒を起こすおそれがあり、さらに喉に詰まりやすい食材でもあります。離乳食での茶碗蒸しには、野菜のみじん切り、水煮のツナ缶や鶏ひき肉などがおすすめです。(※3,6,7)
とくにぎんなんは子どもがたくさん食べると中毒を起こすおそれがあり、さらに喉に詰まりやすい食材でもあります。離乳食での茶碗蒸しには、野菜のみじん切り、水煮のツナ缶や鶏ひき肉などがおすすめです。(※3,6,7)
やけどしないように注意する
茶碗蒸しを与えるときは赤ちゃんがやけどしないように気をつけましょう。表面が冷めていても、中心部はまだ熱い場合があります。中まで火が通ったか確認することと併せて、赤ちゃんが食べられるくらいの温度になっているかも確認してから与えてくださいね。
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