離乳食用の茶碗蒸しは冷凍してもよい?

離乳食用の茶碗蒸しは、冷凍しないほうが無難です。卵の黄身は冷凍可能ですが、加熱した白身は冷凍すると食感が変わってしまいます。そのため、茶碗蒸しとしてではなく、だし汁を冷凍しておくのがおすすめ。作る際、時短になり便利ですよ。(※8)

【離乳食完了期】離乳食の茶碗蒸しレシピ3選

1. 卵1個で作る。青のり茶碗蒸し

卵1個で3人分作れる、青のりの風味豊かな茶碗蒸しのレシピです。下処理が必要で普段の離乳食に取り入れることがむずかしいレバーは、離乳食期から使える粉末タイプを活用するのもひとつの手ですよ。湯煎で火を入れるため、中までしっかり加熱されているか確認してから与えてくださいね。(※9)

2. レンジで。野菜たっぷり茶碗蒸し

レンジで作る、野菜をたっぷり加える茶碗蒸し。そのときにある野菜でアレンジできますよ。レンジで作るときは、少しずつ様子を見ながら数回に分けて中まで火が通るよう加熱しましょう。とくに加熱の全卵に慣れた完了期頃のレシピとしておすすめです。(※2)

3. 卵黄で作る。野菜入り茶碗蒸し

こちらは、卵黄にだし汁を加えて作る茶碗蒸し。アレルギーを起こしやすい卵白を使わないレシピです。卵黄だけの場合でも、中までしっかり加熱されていることを確認するのを忘れないでくださいね。だしをきかせる茶碗蒸しは、大人もおいしくいただけますよ。(※10)

離乳食の茶碗蒸しは十分な加熱が大切

なめらかで食べやすい茶碗蒸しですが、加熱度が低く、火が通っているかわかりづらい卵料理です。離乳食では、固ゆでの卵黄から少しずつ進めていく卵。段階をふまずにいきなり茶碗蒸しを食べてしまうと、アレルギー反応が出るおそれも。試す段階ではなく、卵に慣れた頃に与えるようにしましょう。

また、中までしっかりと加熱されているか確認してから食べさせてくださいね。
【参考文献】
(2023/09/14参照)
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