貧血対策に役立つ「鉄」

高野豆腐(水煮)100gあたりに含まれる鉄の量は、1.7mgです。体内の鉄が不足すると全身に酸素が供給できなくなってしまい、貧血につながる場合があります。

貧血対策のためには、食事から鉄を摂る必要があるため、鉄が豊富な高野豆腐を日々の食事に取り入れると良いでしょう。(※5,8)

適正な味覚や臭覚に重要な「亜鉛」

高野豆腐(水煮)100gあたりに含まれる亜鉛の量は、1.2mgです。亜鉛は、細菌やウイルスから体を守ったり、適正な味覚や臭覚を維持するのに必要な栄養素です。

亜鉛は、健康を維持するためにとても大切な栄養素なので不足しないように、しっかり日々の食事で摂るようにしましょう。(※5,9)

抗酸化作用がある「ビタミンE」

高野豆腐(水煮)100gあたりに含まれるビタミンEの量は、0.3mgです。ビタミンEは、脂溶性ビタミンであり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るはたらきがあります。

また、免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスから体を守るためにも必要な栄養素です。(※5,10)

出血を抑制する「ビタミンK」

高野豆腐(水煮)100gあたりに含まれるビタミンKの量は、13μgです。ビタミンKは、脂溶性ビタミンのひとつであり、主に血液を固めて出血を止めるはたらきがあります。ほかにも、骨の健康維持にも必要な栄養素であることが分かっているのです。(※5,11)

高野豆腐と豆腐の栄養価の違い

たんぱく質食物繊維カルシウム亜鉛ビタミンEビタミンK
高野豆腐(水煮)10.7g0.5g150mg1.7mg1.2mg0.3mg13μg
木綿豆腐7.0g1.1g93mg1.5mg0.6mg0.2mg6μg
絹豆腐5.3g0.9g75mg1.2mg0.5mg0.1mg9μg
(※5,12,13)
高野豆腐(水煮)、木綿豆腐、絹豆腐の100gあたりの栄養価を比較すると、豆腐の中でも高野豆腐はとくに、たんぱく質やカルシウムが豊富に含まれていることが分かります。

高野豆腐は、ダイエット中や筋力トレーニング中などカロリーを抑えながらたんぱく質を摂りたいときに最適な食品です。

高野豆腐の栄養を活かすポイント

ポイント

  1. ビタミンCが豊富な緑黄色野菜と組み合わせる
  2. ビタミンDが豊富なきのこ類と組み合わせる
  3. ビタミンB6が豊富な食品と組み合わせる
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