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高野豆腐に栄養はあるの?
豆腐を冷凍・乾燥させて作る「高野豆腐」。含め煮などにして食べると、じゅわっとした出汁の風味が感じられておいしいですよね。今回は、そんな高野豆腐に含まれている栄養成分について調べてみました。
主な栄養素だけでなく、普通の豆腐と比べて栄養価はどうなのか、また、高野豆腐とダイエットの関係もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
意外とすごい!高野豆腐の主な栄養と効果効能
高野豆腐の栄養と効果効能
- ホルモンバランスを整える「大豆イソフラボン」
- コレステロールの排出を促す「レジスタントタンパク質」
- 健康維持に欠かせない「マンガン」
- 骨や歯を健康に保つ「カルシウム」
- 出血を抑制する「ビタミンK」
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンとは、ポリフェノールの一種です。高野豆腐(乾)には、100gあたり88.5mg含まれています。女性ホルモンである「エストロゲン」に似た構造をしていることから、ホルモンバランスの乱れによる体の不調を整える作用が期待できます。(※1,2)
レジスタントタンパク質
高野豆腐には良質なタンパク質が豊富に含まれているのですが、そのなかに「レジスタントタンパク質(レジスタントプロテイン)」というものがあります。その割合は、高野豆腐が含むタンパク質の約35%。
消化吸収されにくいことが特徴で、そのまま腸に届いてコレステロースの排出などにはたらきます。(※3,4)
消化吸収されにくいことが特徴で、そのまま腸に届いてコレステロースの排出などにはたらきます。(※3,4)
マンガン
マンガンはミネラルの一種で、高野豆腐(乾)には100gあたり4.32mg含まれています。骨の生成に関わっていたり、体内にあるさまざまな酵素の構成成分となったり、わたしたちの健康を維持するために欠かせない栄養成分です。(※5,6)
カルシウム
よく知られている通り、骨の主成分として使われているカルシウム。高野豆腐(乾)には、100gあたり630mg含まれています。実は、骨や歯だけでなく、血液や筋肉などにも存在しているんですよ。(※5)
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