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レバーの種類別の栄養価は?特徴についても解説
レバーの種類によって栄養はどう違う?
同じレバーでも牛、豚、鶏と種類によって含まれる栄養素は変わります。3種のレバーに含まれる100gあたりの代表的な栄養素の量を以下の表にまとめました。
(100gあたり) | 牛レバー | 豚レバー | 鶏レバー |
エネルギー(kcal) | 119 | 114 | 100 |
糖質(g) | 3.7 | 2.5 | 0.6 |
たんぱく質(g) | 19.6 | 20.4 | 18.9 |
脂質(g) | 3.7 | 3.4 | 3.1 |
コレステロール(mg) | 240 | 250 | 370 |
鉄(mg) | 4.0 | 13.0 | 9.0 |
亜鉛(mg) | 3.8 | 6.9 | 3.3 |
ビタミンA(μgRAE) | 1,100 | 13,000 | 14,000 |
ビタミンB1(mg) | 0.22 | 0.34 | 0.38 |
ビタミンB2(mg) | 3.00 | 3.60 | 1.80 |
ビタミンB6(mg) | 0.89 | 0.57 | 0.65 |
ビタミンB12(μg) | 53.0 | 25.0 | 44.0 |
葉酸(μg) | 1,000 | 810 | 1,300 |
牛レバー
牛レバーの特徴は肉質がやわらかく、濃厚な風味をもつことです。その一方でほかの2種よりも生臭さを感じやすいため、下処理をより丁寧におこなって味つけのしっかりした料理に使うとよいでしょう。ほかの2種に比べて鉄やビタミンAが少なく見えるかもしれませんが、それでも十分な量を含んでいます。(※1,2,3)
豚レバー
豚レバーはしっかりした弾力をもつことが特徴です。3種のなかでたんぱく質と鉄がもっとも多く含まれ、牛レバーと比較して鉄は3倍以上、ビタミンAは10倍以上も摂取できます。しかし、コレステロールも牛レバーよりは多く含むため、コレステロールの摂取量を気にしている方は食べ過ぎに注意しましょう。(※1,2,3)
鶏レバー
鶏レバーは牛や豚レバーと比べて臭みが少なく、きめ細かくしっとりとした食感で食べやすいのが特徴です。3種のなかでは一番低カロリーですが、コレステロールはもっとも多く、鉄、ビタミンA、葉酸を多く含みます。
鶏の脂肪肝でフォアグラのような濃厚な食感をもつものは白レバーと呼ばれ、希少品として楽しまれます。(※1,2,3)
鶏の脂肪肝でフォアグラのような濃厚な食感をもつものは白レバーと呼ばれ、希少品として楽しまれます。(※1,2,3)
レバーに含まれる栄養素とはたらきを解説
レバーに含まれる栄養素
- 女性は特に意識したい「鉄」
- 目や肌の健康に関わる「ビタミンA」
- 不足に注意「ビタミンB群」
- 味覚や新陳代謝に関わる「亜鉛」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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