レバーを食べるときのポイント

下処理の方法

レバーのおすすめの下処理は牛乳に浸す方法です。鮮度の良いものを選び、切ったあとにしっかり洗って、血を取り除いたら、10分ほど牛乳に浸します。そのあと、水で洗ってから使うと牛乳のたんぱく質が臭みを吸着してくれて、苦手な方も食べやすいです。加熱しすぎるとパサつきやすいため、加熱時間にも注意しましょう。

組み合わせるのにおすすめの食材

レバーに含まれる鉄はビタミンCと一緒に食べると吸収が良くなります。レバーを食べる際は添え物にレモンを使ったり、副菜にビタミンCの豊富な野菜を摂り入れたりするのがおすすめです。また、玉ねぎやニラなどアリシンを含む食品を組み合わせるとビタミンB1の吸収が良くなるため、上手に食材を組み合わせましょう。(※1,2,3,5,15)

栄養あるレバーをおいしく食べられるレシピ5選

1. レバニラ炒め

Photo by macaroni

レバーの料理といえば、レバニラ炒めが思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。栄養面から見ても、ニラに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収を高めてくれるため、相性のいい組み合わせですよ。下処理ができれば、あとは炒めるだけ!甘辛いたれでごはんもお酒も進むひと品です。(※15)

2. レバーのねぎ塩レモン炒め

レモンを効かせてさっぱりと、塩だれでいただくレバーのレシピ。たっぷりの長ねぎが食感にアクセントを加えます。長ねぎに含まれるアリシンは、レバーに豊富なビタミンB1の吸収を高めて、作用を持続させるはたらきがありますよ。(※15)

3. 鶏レバーペースト

鶏レバーで作るレバーペーストです。クラッカーやパンに塗って、食事にもおつまみにも活躍すること間違いなし。鶏レバーは100gあたり9.0mgもの鉄を含むため、鉄不足が気になる方におすすめです。鉄は毎日失われるため、こまめに摂取できるといいですね。(※3,5)

4. レバーの竜田揚げ

しっかりと下味をつけてカラッと揚げる、レバーの竜田揚げ。鉄の吸収を高めるビタミンCを含む、ミニトマトやかいわれ大根などたっぷりの野菜といただくのがおすすめ。また、レバーに豊富なビタミンAは、脂溶性のため油を使って調理すると吸収がよくなりますよ。(※5,6,8,16,17)
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