らっきょうを食べ過ぎたときの対処法

ポイント

  1. 消化の良い食事を摂る
  2. 消化を助ける食材を取り入れる
  3. リンゴジュースや緑茶を飲む

消化の良い食事を摂る

らっきょうに含まれる硫化アリルは、生で食べ過ぎると胃壁を刺激し胃が荒れるおそれが。胃の調子が優れないときは、消化の良い食事を摂りましょう。おかゆやうどん、やわらかくした野菜やいも類などがおすすめです。肉類・油類・硬い野菜は消化に時間がかかるため、なるべく避けるよう心がけましょう。(※2,3,8)

消化を助ける食材を取り入れる

らっきょうの食べ過ぎで胃腸のはたらきが悪いときは、にんじんやすりおろした生の山芋など、消化を助ける食べ物を摂り入れるのがおすすめです。

にんじんに含まれるカロテンには、胃粘膜の修復や保護をする作用があります。山芋には消化酵素のジアスターゼが豊富に含まれており、消化をサポートしてくれますよ。スーパーで手軽に買えるのもうれしいですよね。(※9)

リンゴジュースや緑茶を飲む

らっきょうの香気成分であるアリシン。ポリフェノールを含むリンゴジュースや緑茶には、アリシンを分解するはたらきがあります。食後に匂いが気になりなんとかしたい!そんな場合は、リンゴジュースや緑茶を飲んでみましょう。(※2,10)

【Q&A】らっきょうの食べ過ぎで太ることはある?

A:らっきょう(甘酢漬け)は100gあたり117kcal・糖質量26.5gで、適量を守れば太ることはありません。

ただし、カロリーも糖質量も決して低いわけではありません。あまりに過剰に食べると太るおそれもあるため、注意しましょう。(※6)

【Q&A】子供や妊婦が食べても平気?

A:子供や妊婦が食べても大丈夫です。

ただし、食べ過ぎると胃が荒れるおそれがあるため適量を守りましょう。また、子供の場合は窒息にも注意が必要です。また、らっきょうは表面がつるっとしており丸いため、喉に滑り込みやすく窒息の危険があります。そのため、子供が食べる際は小さく刻むか薄くスライスしてあげましょう。(※3,11)
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