ミックスベリーのギモーヴレシピ

Photo by Raico

調理時間 60
*冷やし固める時間は除く
自宅で作る、ギモーヴの基本の作り方をご紹介します。1年じゅう手に入れやすい冷凍ミックスベリーを使い、甘酸っぱくかわいらしい色に仕上げましょう。温度計を使いフルーツ果汁の煮詰め具合をチェックすると、状態が分かりやすいですよ。お好みのフルーツでも、アレンジして作れます。

材料(14×18cmのバット1台分)

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上手に作るためのコツ

  1. 冷凍のミックスベリーを使いますが、生のフルーツやフルーツピューレでもOK。お好きなフルーツで作れますが、生のパイナップルやキウイといったタンパク質分解酵素を含むものを使うと、ゼラチンが固まらないことがあるため気を付けましょう。
  2. 使用するゼラチンによって、戻し方が異なります。記載されている水の量でふやかしてください。

下準備

小鍋にミックスベリーとグラニュー糖を入れている様子

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・ステンレス製またはホーロー製の小鍋にミックスベリーとグラニュー糖を入れて、20~30分ほど常温に置いて解凍します。 ・冷水に粉ゼラチンを振り入れ、戻しておきます。 ・バットにクッキングシートを敷いておきます。

作り方

1.ギモーヴの生地を作る

鍋に入れたミックスベリーとグラニュー糖を、ゴムベラで混ぜている様子

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小鍋に入れたミックスベリーとグラニュー糖を中火にかけます。沸騰したら火を弱め、焦げ付かないようにゴムベラで混ぜながら、とろみがつくまで加熱しましょう。
小鍋に水あめを加えている様子

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水あめ、レモン汁を加えて混ぜながらさらに煮詰め、105℃になったら火から下ろします。
ガラスのボウルに入れたギモーヴ生地を、ハンドミキサーで泡立てている様子

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耐熱ボウルに移し、戻したゼラチンを加えて混ぜ合わせたら、高速のハンドミキサーでもったりとするまで7分程度泡立てます。ゼラチンが冷えて固くなってきたら、湯せんにかけながら泡立てましょう。

2.冷やし固める

バットに流した、ベリーのギモーヴの生地

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1をバットに流したら軽くトントンとバットごと落とし、空気を抜いて表面を平らにします。冷蔵庫に入れて、30分~1時間ほど冷やし固めましょう。

3.カットして仕上げる

トレーに固めたギモーブ生地を取り出し、コーンスターチをかけている様子

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冷やし固めた容器よりもひと回り大きいトレーを用意し、コーンスターチを敷きます。2をひっくり返して入れ、クッキングシートを外したら、上からコーンスターチを茶こしで振りかけましょう。
ギモーブ生地をひと口大にカットした様子

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包丁でひと口大にカットしたら、側面にコーンスターチを絡めます。はけで余分な粉をはらったらできあがり。冷蔵庫に入れて、1週間ほどで食べきりましょう。

やわらかでフルーティ♪ ギモーヴを作ってみよう

同じ言葉を語源に持つギモーヴとマシュマロは、見た目はそっくりなものの、材料や作り方が異なります。フルーツの味がストレートに味わえるギモーヴは、果汁をギュッと濃縮したようなフルーティーな味わい。ふわふわで口溶けがよく、やわらかい食感が楽しめます。

ベリー系のフルーツのほか、マンゴーやアプリコットなど、お好きなフルーツで作れますよ。ぜひおうちでギモーヴを作って、味わってみてはいかがでしょうか。

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