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むっちり&すっと溶ける!フランス菓子「ギモーヴ」とは
ギモーヴとは、フランスで発祥した砂糖菓子のひとつ。フルーツピューレを煮詰めてゼラチンを加え、泡立て固めて作ります。見た目はマシュマロと似ていて、小さな立方体や丸い形のものが一般的。
名前の由来は、「ウスベニタチアオイ」という植物のフランス語名(guimauve officinale)から来ているそう。古くは、ウスベニタチアオイの汁をゼラチン代わりに使って作られていたことから、その名が付いたと言われます。
名前の由来は、「ウスベニタチアオイ」という植物のフランス語名(guimauve officinale)から来ているそう。古くは、ウスベニタチアオイの汁をゼラチン代わりに使って作られていたことから、その名が付いたと言われます。
ギモーヴの味わいと食感
ギモーヴは、フルーツピューレを使うことが大きな特徴です。フルーツの香りや濃厚な味わいがぎゅっと詰まり、風味がフルーティーで豊か。使用するフルーツのきれいな色が出て、色彩豊かなパステルカラーに仕上がります。触るとしっとりやわらかく、むちむちとしていますが、口に入れるととろけるような食感が楽しめますよ。
ギモーヴとマシュマロの違い
ギモーヴを語るうえで知っておきたいのが、マシュマロとの違いです。どちらも非常によく似ていて、見た目には違いがまったくわかりません。「ほとんど同じ」とさえ言われますが、異なるポイントが3つあります。
フランス名とアメリカ名の違い
ギモーヴの語源は、ウスベニタチアオイのフランス語名「guimauve officinale」から来ています。かつてウスベニタチアオイのでんぷんをお菓子に使っていたことに由来しますが、ウスベニタチアオイを英語で表すと「marsh mallow」、マシュマロです。ギモーブとマシュマロは呼び名が違いますが、実は語源が同じなのです。
作り方の違い
ギモーヴはフルーツピューレとゼラチンを原料とする一方、マシュマロは砂糖やシロップ、ゼラチン、卵白を使用。卵白に砂糖やシロップを合わせてメレンゲにし、香料やフルーツピューレなどで風味を付けます。マシュマロはフルーツ味に限らないため、チョコレート味や着色料で色付けするものも。
両者はメレンゲありなしが大きな違いですが、近年洋菓子店で販売されているギモーヴの中には、作りやすさからメレンゲを混ぜて作るタイプもあります。
両者はメレンゲありなしが大きな違いですが、近年洋菓子店で販売されているギモーヴの中には、作りやすさからメレンゲを混ぜて作るタイプもあります。
味や食感の違い
見た目はよく似ているギモーヴとマシュマロですが、口に入れるとその違いがはっきり。ギモーヴはフルーツが本来持つ味や香りがするのに対し、マシュマロは砂糖や香料のしっかりした甘みを感じます。
食感は両方ともふわふわとしていますが、ギモーヴはやわらかくしっとり・むっちり。マシュマロは噛みごたえがあり、くにゅっとした弾力を感じますよ。
食感は両方ともふわふわとしていますが、ギモーヴはやわらかくしっとり・むっちり。マシュマロは噛みごたえがあり、くにゅっとした弾力を感じますよ。
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