「しぐれ煮」と「大和煮」の違い

しぐれ煮に似た料理に「大和煮(やまとに)」があります。大和煮は明治時代に誕生したとされる常備菜で、肉やくじらなどを砂糖やしょうゆ、しょうがなどで甘辛く煮付けるのとが特徴。

調味料はしぐれ煮に似ていますが、味わいは大和煮のほうがやや濃いめです。しぐれ煮が薄切り肉を使うのに対し、大和煮は大きめにカットした肉を使う点にも違いがありますよ。

常備菜にしたい!しぐれ煮の人気レシピ6選

1. ピリ辛。牛ごぼうのしぐれ煮

Photo by macaroni

薄切りの牛肉、糸こんにゃく、ごぼうで作る定番のしぐれ煮。赤唐辛子を効かせるとぴりりと辛い大人むけに仕上がります。牛肉の旨みが全体に染み渡り、シンプルながら奥深い味わい。ごはんのお供だけでなく、おつまみにも喜ばれますよ。

2. メイン材料ふたつ。鶏ささみのしぐれ煮

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メイン材料は鶏ささみとしいたけのふたつだけ。レンジで火を通した鶏ささみはしっとりとやわらかく、やさしい味わいです。基本調味料があれば作れるのも魅力ですね。鶏ささみの粗熱が取れてからラップを外すと、パサつきを防ぐことができますよ。

3. コク旨!トマトすき焼き風牛肉のしぐれ煮

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牛こま肉で作るしぐれ煮に生トマトをプラスするアレンジレシピです。トマトの酸味とコクが意外なほど好相性で、箸が進むこと間違いなし。汁気がなくなるまで煮詰めることで、牛肉とトマトの旨みがぎゅっと詰まったひと品に仕上がりますよ。

4. コスパ抜群。たっぷりきのこのしぐれ煮

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お財布にやさしいしぐれ煮を作るなら、きのこを活用するのが一押しです。ポイントは、数種類のきのこを組み合わせること。風味や食感がより引き立ちますよ。しょうがときのこを軽く炒めたら、甘辛く煮詰めてできあがり。パスタや冷奴の具材にしてもおいしいです。

5. 旨みが凝縮!むき身あさりのしぐれ煮

貝の旨みが凝縮したしぐれ煮は、ごはんにも日本酒にも合うひと品です。あさりはむき身を使うと手間がかからず簡単に作れますよ。おいしさの秘訣は、あさりと調味料を鍋に入れてから加熱すること。煮汁がなくなるまでコトコト煮詰めて味を含ませましょう。
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