目次
小見出しも全て表示
閉じる
キャベツの食べ過ぎで太ることはあるのか
キャベツのカロリーは100gあたり21kcal、糖質量は3.4gで、キャベツだけの食べ過ぎで太るとはいえません。しかし、キャベツにドレッシングやマヨネーズをかけて食べ過ぎると、カロリーの摂り過ぎにつながるおそれがあります。
たとえば、マヨネーズ大さじ一杯(12g)のカロリーは80kcal、和風ドレッシング大さじ一杯(17g)のカロリーは31kcalです。調味料をかける際は計量するようにして、使い方に注意しましょう。(※10,11,12)
たとえば、マヨネーズ大さじ一杯(12g)のカロリーは80kcal、和風ドレッシング大さじ一杯(17g)のカロリーは31kcalです。調味料をかける際は計量するようにして、使い方に注意しましょう。(※10,11,12)
キャベツの食べ過ぎの目安
一日120~180g(葉2~3枚)まで、それ以上は食べ過ぎ
キャベツを含む淡色野菜の摂取量は、一日あたり230g程度が目安とされています。これはキャベツだけの量ではなく、大根や玉ねぎ、白菜などほかの淡色野菜と組み合わせて230gということです。
キャベツの葉1枚は60g程度で、千切りのキャベツ1人前に相当します。いろいろな野菜をバランス良く摂るという面からも、多くても一日に葉2~3枚分、120~180g程度にとどめましょう。(※13,14)
キャベツの葉1枚は60g程度で、千切りのキャベツ1人前に相当します。いろいろな野菜をバランス良く摂るという面からも、多くても一日に葉2~3枚分、120~180g程度にとどめましょう。(※13,14)
キャベツを食べ過ぎたときの対処法
キャベツを食べ過ぎて下痢をおこしてしまったら、消化の良い食べ物をと水分を摂って胃腸を休めてくださいね。キャベツは腸内で発酵しやすいため、下痢が続く間は食べるのを避けましょう。
逆に便秘がちになってしまった場合は、便をやわらかくする作用のある水溶性食物繊維を意識して摂るのがおすすめ。水溶性食物繊維は、きのこ類や海藻類に多く含まれていますよ。(※4,15)
逆に便秘がちになってしまった場合は、便をやわらかくする作用のある水溶性食物繊維を意識して摂るのがおすすめ。水溶性食物繊維は、きのこ類や海藻類に多く含まれていますよ。(※4,15)
キャベツを食べるときのポイント
ポイント
- 加熱して食べる
- よく噛んで食べる
- ほかの食品と組み合わせてバランス良く食べる
キャベツは体を冷やす作用があるので、加熱して食べるのがおすすめです。体を冷やす作用がある食べ物も、加熱するとそのはたらきが弱まるといわれていますよ。また、よく噛んで食べることで満腹感が得られやすくなり、食べ過ぎ対策になります。
キャベツだけを食べ過ぎると栄養が偏るおそれがあるため、さまざまな食品と組み合わせて、バランス良く食べるようにしましょう。調味料の使い方にも気をつけてくださいね。(※6,16,17)
キャベツだけを食べ過ぎると栄養が偏るおそれがあるため、さまざまな食品と組み合わせて、バランス良く食べるようにしましょう。調味料の使い方にも気をつけてくださいね。(※6,16,17)
キャベツの食べ過ぎに注意しよう
キャベツはビタミンや食物繊維など健康維持に役立つ栄養素が含まれていますが、食べ過ぎには注意が必要。便秘や下痢、ガスだまりなどの症状や、栄養の偏りにつながるおそれがあります。ほかの野菜と組み合わせて、バランス良く食べることが大切。キャベツを含む淡色野菜は一日230g程度が目安です。食べ過ぎに注意して、適量を摂るようにしましょう。
【参考文献】
※10 八訂食品成分表|女子栄養大学出版部
(2023/04/18参照)
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。