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この記事を執筆したひと
管理栄養士 / meshiumadou
関西在住の主婦です。40代で資格を取得。健康診断の仕事(内臓脂肪測定など)を不定期でおこなっています。専門的な話題もわかりやすく、楽しくお届けします。
キャベツダイエットは本当にやせる?
キャベツのカロリーは低く、100gで23kcalとダイエット向き。料理のかさ増しやカロリーが高い食品の代わりに使うとカロリーダウンしやすいですよ。またビタミンC、U、K、カルシウムや食物繊維が豊富。食物繊維には、整腸作用や血糖値の上昇を抑える作用があります。
しかしキャベツだけでは、毎日の生活に必要な栄養を摂取することができません。偏った食事をしてしまうと、リバウンドにつながったり、体調を崩しやすくなったりするおそれが。健康的にやせるには、規則正しい食事と適度な運動が大切ですよ。(※1,2)
しかしキャベツだけでは、毎日の生活に必要な栄養を摂取することができません。偏った食事をしてしまうと、リバウンドにつながったり、体調を崩しやすくなったりするおそれが。健康的にやせるには、規則正しい食事と適度な運動が大切ですよ。(※1,2)
キャベツダイエットの効果
キャベツダイエットの効果
- 便秘対策につながる
- 血糖値の上昇を抑える
- よく噛むことで満腹感を得られる
- 肌の健康をサポートする
便秘対策につながる
キャベツに含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やし大腸を刺激します。大腸が刺激を受けると便を排出しやすくなり、便秘の対策につながります。
またビフィズス菌のような善玉菌の餌になり、善玉菌が増えるため腸内環境の改善が期待できます。(※2)
またビフィズス菌のような善玉菌の餌になり、善玉菌が増えるため腸内環境の改善が期待できます。(※2)
血糖値の上昇を抑える
キャベツに含まれる水溶性食物繊維は、小腸での栄養素の吸収を緩やかにして、食後の血糖値の上昇を抑える作用があります。
食事の際に上がった血糖値を、下げるために分泌されるインスリンは、血中の糖を脂肪に変えて体に溜め込もうとします。これを防ぐには、血糖値の急激な上昇を抑えて、インスリンが必要以上に分泌されないようにすることが大切です。(※2,3)
食事の際に上がった血糖値を、下げるために分泌されるインスリンは、血中の糖を脂肪に変えて体に溜め込もうとします。これを防ぐには、血糖値の急激な上昇を抑えて、インスリンが必要以上に分泌されないようにすることが大切です。(※2,3)
よく噛むことで満腹感を得られる
キャベツには食物繊維が多く含まれていて、噛み応えがあり満腹感が得られやすいです。脳が満腹感を覚えるには、20分ほどかかるため、よく噛まずに食べると早食いになる傾向があります。
早食いになると、脳が満腹を感じるまでの間ずっと食べてしまい、食べ過ぎになりがちです。キャベツのように食物繊維が多い食品は、しっかり噛む必要があり、食べ過ぎ防止が期待できます。(※2,4)
早食いになると、脳が満腹を感じるまでの間ずっと食べてしまい、食べ過ぎになりがちです。キャベツのように食物繊維が多い食品は、しっかり噛む必要があり、食べ過ぎ防止が期待できます。(※2,4)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。