ライター : haru_mai

管理栄養士

大学卒業後、医療機関に勤務し栄養指導や献立作成、調理を経験。食事をとおして病気の予防や、日々の食事の大切さについて伝えていければと思います。カフェめぐりや旅行が好きです。

キャベツの栄養って少ない?

葉がぎっしりと詰まって重さのあるものが、おいしいキャベツ。実は水分量が92.7%とほとんどが水分なんです。そのため、100gあたり23kcalとカロリーも低め。そんなキャベツの栄養は少ないと思われがちですが、実はビタミンCやビタミンK、胃を守ってくれる栄養素など、いろいろと含まれているんです。

季節によってはとても安く買えるキャベツ。キャベツの栄養を知って財布にやさしいキャベツを上手に取り入れてみましょう。(※1)

キャベツに含まれる栄養と効果は?

ビタミンU

キャベツには100gあたり、ビタミンUが350μg含まれています。同じ野菜である大根には100gあたり260μg、同量のピーマンには180μg含まれています。比べてみるとキャベツにはビタミンUが多く含まれていることがわかりますね。

ビタミンUは厳密にはビタミンではなく、ビタミンに似たはたらきをするビタミン様物質という成分です。キャベツの絞り汁から発見されたことから、別名キャベジンとも呼ばれます。ビタミンUは胃や腸の粘膜を丈夫にしたり、荒れてしまった胃壁を整えたりしてくれます。さらに、胃酸の分泌を調整してくれる作用が期待できますよ。(※2,3)

カルシウム

キャベツには100gあたり、カルシウムが43mg含まれています。同量の大根には24mg、ピーマンでは11mg含まれています。

カルシウムは不足すると骨や歯がもろくなってしまうおそれがあります。カルシウムの吸収率を上げるためには、ビタミンDを多く含むしいたけやしらす干しを一緒に食べるのがおすすめですよ。(※1,4,5,6)

ビタミンC

キャベツには100gあたり、ビタミンCが41mg含まれています。これは、一日に必要とされている量の約40%です。また、ビタミンCはコラーゲンを作るために必要な栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

しかし、喫煙をする人や、暑さや寒さ、働きすぎなどのストレスを受けることが多い人ほど、体内でビタミンCが消費されてしまいす。さらに、ビタミンCは水溶性ビタミンであり、体に留めておけないビタミンのため、毎日継続して摂取する必要があります。(※1,7,8)

カリウム

キャベツには100gあたり、カリウムが200mg含まれています。

カリウムには体内の塩分を排出してくれるはたらきがあるため、塩分の摂りすぎを調節するのに役立ちます。外食が続いたときや、調理済み食品をよく食べる人におすすめの栄養素です。

カリウムは水溶性で、煮たりゆでたりすると水に溶け出してしまいます。その点、生のまま食べられるキャベツは効率よくカリウムを摂ることのできる食材です。スープにして汁ごと食べてもカリウムを効率よく摂り入れられますが、塩分摂取量が増えてしまわないよう、味付けに注意しましょう。(※1,9,10)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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