目次
止血に関わる「ビタミンK」
キャベツには100gあたり、ビタミンKが78μg含まれています。大根にはほとんど含まれておらず、ピーマンには20μg含まれているので、いかに多く含まれているかがわかりますね。
ビタミンKは血液を固めて止血するのを手助けする栄養素です。ほかにも骨を丈夫に保つために必要不可欠な栄養素です。ビタミンKは食品から摂取できるほか、腸内でも作られています。(※1,10)
ビタミンKは血液を固めて止血するのを手助けする栄養素です。ほかにも骨を丈夫に保つために必要不可欠な栄養素です。ビタミンKは食品から摂取できるほか、腸内でも作られています。(※1,10)
胎児の成長に重要な「葉酸」
キャベツには100gあたり葉酸が78μg含まれ、同量の大根には34μg、ピーマンには26μg含まれています。キャベツに多く含まれる成分だとわかりますね。
葉酸はDNA合成に関わるビタミンであり、胎児の正常な発育に役立つため、妊娠中に摂りたい大切なビタミンとしても知られています。(※1,11)
葉酸はDNA合成に関わるビタミンであり、胎児の正常な発育に役立つため、妊娠中に摂りたい大切なビタミンとしても知られています。(※1,11)
便秘対策に役立つ「食物繊維」
キャベツには100gあたり食物繊維が1.8g含まれています。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、それぞれ異なったはたらきがあります。キャベツには水溶性よりも不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は便のかさを増して腸を刺激してくれるので、便秘対策に役立ちますよ。(※1,12)
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、それぞれ異なったはたらきがあります。キャベツには水溶性よりも不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は便のかさを増して腸を刺激してくれるので、便秘対策に役立ちますよ。(※1,12)
キャベツのカロリーと糖質は?
キャベツ100gあたりのカロリーと糖質量
重量 | カロリー | 糖質量 | |
キャベツ | 100g | 21kcal | 3.4g |
ほかの食材と比べると
種類 | 重量 | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
かぼちゃ | 100g | 78kcal | 17.1g |
大根 | 100g | 15kcal | 2.7g |
トマト | 100g | 20kcal | 3.7g |
白菜 | 100g | 13kcal | 1.9g |
キャベツのカロリーはかぼちゃよりも低いですが、水分量の多い野菜と比べるとやや高め。糖質量はかぼちゃやトマトと比べると低めですが、大根や白菜よりは多く含まれています。
糖質は人にとって大切なエネルギー源ですが、食べすぎるとエネルギー過剰となって体脂肪として蓄えられるので、食べすぎには注意が必要です。(※13)
糖質は人にとって大切なエネルギー源ですが、食べすぎるとエネルギー過剰となって体脂肪として蓄えられるので、食べすぎには注意が必要です。(※13)
キャベツの芯にも栄養はある!
嫌いな人や、捨ててしまう人も多いキャベツの芯。実は、芯には栄養がたっぷり含まれているんです。丸まっている葉の部分とキャベツの芯を比べると、カリウムやリンの含有量が約2倍であることが研究で明らかにされています。ほかにも、キャベツの芯にはカルシウムやマグネシウムが多く含まれています。
キャベツの芯は、煮込みすぎると特有の臭みが出てしまいます。食感が残る程度に加熱し、甘みや風味を活かしましょう。キャベツの芯のきんぴらや、メンマなどの歯応えを活かせる料理がおすすめです。(※14)
キャベツの芯は、煮込みすぎると特有の臭みが出てしまいます。食感が残る程度に加熱し、甘みや風味を活かしましょう。キャベツの芯のきんぴらや、メンマなどの歯応えを活かせる料理がおすすめです。(※14)
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