油と食べる

キャベツに含まれるビタミンKは脂溶性の栄養素なので、油と一緒に食べることで吸収率が上がります。

生で食べるときはオリーブオイルやアマニ油といった油をかけたり、加熱調理の際は油を使用したりと工夫してみてくださいね。(※1,12)

加熱するときはさっと短時間でおこなう

ビタミンC、ビタミンUは熱に弱い栄養素なので、加熱調理をする際には、長時間火を通し過ぎないことが重要です。

キャベツをゆでるときは手早く、また炒め物ではさっと加熱するようにしましょう。(※7,9)

【Q&A】キャベツの芯にも栄養はある?

A:キャベツの芯にも栄養はあります。

むしろキャベツの芯には、カルシウムやカリウム、リン、マグネシウムといった栄養素が葉の部分よりも多く含まれます。調理に使いづらいイメージがありますが、薄く切ると汁物や炒め物に活用できます。ただし煮込み過ぎると臭みが出るため注意しましょう。(※19)

【Q&A】キャベツの栄養は加熱すると減る?

 A:キャベツに含まれるビタミンC、ビタミンUは熱に弱い栄養素です。

加熱すると分解されてしまうため、ビタミンCやビタミンUをキャベツから摂りたい場合は、生で食べるか、さっと加熱するようにしましょう。(※1,7,9)

【Q&A】冬キャベツと春キャベツで栄養に違いはある?

 A:春キャベツは冬キャベツと比べて、ビタミンCやカロテンを多く含みます。

春キャベツは3月から5月ごろが旬で、ふっくらとしており、葉が薄くてやわらかいという特徴があります。水分が多くて甘みが強いので、サラダや浅漬けといった生食を楽しんでくださいね。(※20)

キャベツの選び方と保存方法

選び方

キャベツは冬キャベツと春キャベツで選び方が異なります。冬キャベツは葉の巻きがしっかりとしていて、葉と葉の間が密でずっしりとしたかたいものがおいしいと言われています。

春キャベツの場合は、葉がやわらかく巻きがゆるいため、重量は軽いものを選びましょう。芯の切り口は小さく、葉が鮮やかな緑色のものがおすすめです。また、全体にハリとツヤがあるものを選びましょう。

カットしてあるものは、断面の芯が上まで伸びていないものが新鮮でおすすめです。
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