煮物や汁物に大活躍！里芋の冷凍方法

ねっとりとした食感がおいしい里芋。気温や湿度の変化に弱く、意外と保存がむずかしい食材です。そこでおすすめなのが、冷凍保存。生のままでも、ゆでてからでも冷凍でき、里芋のおいしさを長くキープします。冷凍した里芋は、煮物などさまざまな料理に活用できますよ。

この記事では、里芋の上手な冷凍保存の方法をご紹介します。里芋の煮物を冷凍する方法も詳しく解説します！

【調理前】里芋の冷凍方法

皮付きのまま冷凍する方法

Photo by 稲吉永恵

里芋は皮付きのまま丸ごと冷凍が可能。里芋をどう調理するかまだ決まっていないときや、時間がないときにおすすめの保存方法です。1カ月ほど保存可能ですよ。

冷凍の里芋は、凍ったまま電子レンジ600Wで2〜3分加熱すると、皮がつるっとむけます。里芋の皮むきが面倒、という方も試してみてください。

保存方法

里芋を洗って、しっかりと水気を拭き取る
里芋を1個ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れる
空気を抜いて封をし、冷凍庫に入れる

里芋の洗い方。短時間で簡単に洗うコツを野菜ソムリエが詳しく解説 - macaroni

きれいな里芋と泥がびっしりついている里芋、どちらも見かけますね。この記事では「それぞれにあった洗い方があるの？」「サッと水洗いだけすれば問題ない？」など、里芋の洗い方や下ごしらえに関する疑問を野菜ソムリエが詳しく解説。ちょっとしたコツで、簡単にきれいに洗えますよ。

カットしてから冷凍する方法

Photo by 稲吉永恵

里芋の皮をむいて調理しやすい大きさに切ってから冷凍すれば、すぐに料理に使えてとても便利ですよ。市販の冷凍里芋のように、冷凍のまま煮物や汁物に使えます。保存期間は1カ月ほどが目安です。

ぬめりが気になる場合は、塩もみしてから水で洗い流して冷凍してくださいね。

保存方法

里芋は皮をむき、使いやすい大きさに切る
水気を拭いてフリーザーバッグに入れる
空気を抜いて封をし、冷凍庫に入れる

【剥き方】里芋の六方むき - macaroni

「里芋の六方むき」を動画でご紹介します。里芋の旬は8～12月が旬ですが品種によって異なり「石川早生」は8～9月、「土垂」は9～10月、「セレベス」「八頭」は12月頃と様々です。六方むきにすると形もきれいに仕上がりますよ。

ゆでてから冷凍する方法

Photo by 稲吉永恵

冷凍した里芋をすぐに調理したい、という場合はゆでてから冷凍するのがおすすめです。生の里芋同様、冷凍のまま調理可能。加熱済みのため、調理時間が短くすむのがうれしいですね。

ゆでてからマッシュして冷凍することもできますよ。ゆでて冷凍する場合も、保存期間は1カ月ほどです。

保存方法

里芋を皮をむいて食べやすい大きさに切る
ひたひたの水と一緒に鍋に入れて火にかけ、沸騰したら10分ほどゆでる
ザルに上げ、冷めたらラップで包む
フリーザーバッグに入れて空気を抜いて封をし、冷凍庫に入れる

【調理後】里芋の煮物の冷凍方法

Photo by 上原花菜

里芋の煮物を作り過ぎてしまった、というときも冷凍保存がおすすめ。冷蔵の場合の保存期間は2〜3日ほどですが、冷凍すれば2週間ほど保存できます。冷凍しておけば、作りたてとほとんど変わらないおいしさを長く楽しめますよ。

保存方法

里芋の煮物をしっかりと冷まし、フリーザーバッグに煮汁ごと入れる
空気を抜いて封をし、冷凍庫に入れる

解凍方法

Photo by 上原花菜

里芋の煮物を凍ったまま耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで2分ほど加熱します。中までしっかりと温めてからお召し上がりください。

お使いの電子レンジや容器によって加熱時間は異なりますので、様子を見て調整してくださいね。自然解凍は食感が悪くなってしまうため、おすすめできません。

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里芋は冷凍でおいしく保存しよう！