ヤンニョムの味は?

赤唐辛子やコチュジャンなどが入るため辛い味ですが、単に辛いだけでなく香味野菜の香りやごま油のコク、果物の甘みなどが複雑な味わいを醸し出します。唐辛子の辛さによっても変わるため、辛みの強いヤンニョムを作るお店は、ハバネロを使うこともあります。

ほかの韓国調味料との違い

※画像はイメージです

コチュジャン

コチュジャンとは、粉唐辛子と大豆麹、もち米粉で作られる辛味調味料。麦芽の上澄みでもち米粉を練ったものに唐辛子や大豆麹、塩を入れて甕で熟成させます。日本のみそやしょうゆのように、韓国料理の基本調味料として使われていますよ。

唐辛子独特のの辛さはあるものの、麹の甘みがプラスされるためマイルドな辛みが特徴。最近は、砂糖や水飴などで甘みが加えられたものも多く売られています。

ヤンニョムに使われている香味野菜や果物などが、コチュジャンには入っていない点が違います。

ヤンニン

ヤンニンは、キムチやチゲなどに使われることの多いペースト状の調味料です。キムチ用の粉唐辛子をベースにに主原料に、米麹やもち米、にんにく、酢などをブレンドして作られます。

ヤンニンの原材料である米麹やもち米は、ヤンニョムに使われていない点が違います。

好みの配合で!自家製ヤンニョムの作り方

ヤンニョムは、基本的に材料を混ぜ合わせるだけで作ることができます。こちらは、粉唐辛子やコチュジャンなど、日本で手に入りやすい材料を組み合わせるレシピ。粉唐辛子が多めで、辛みを効かせるのがポイントです。基本レシピをベースに、好みの味付けに調整してみてくださいね。

おつまみにもおかずにも♪ ヤンニョム活用レシピ4選

1. 揚げない鶏むねヤンニョムチキン

Photo by macaroni

鶏の唐揚げに甘辛いたれを絡めるヤンニョムチキン。こちらは揚げずに焼いて簡単に作ります。淡泊な鶏むね肉と、ヤンニョムが好相性です。鶏むね肉に砂糖をまぶしておくと、パサつかずやわらかい食感に。コチュジャンの量を加減すれば、子供も食べやすい味付けに仕上がりますよ。
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