クラムチャウダーの種類は主にふたつ

ニューイングランド風(ボストン風)

ニューイングランド風(ボストン風)は、牛乳ベースのクラムチャウダー。日本で一般的にクラムチャウダーというと、こちらをイメージすることが多いのではないでしょうか?濃厚な風味が特徴で、生クリームを加えることも。オーソドックスなクラムチャウダーといえるでしょう。

マンハッタン風

ニューヨークでポピュラーなマンハッタン風クラムチャウダーは、トマトベースが特徴。ニューイングランド風にくらべるとさらっとしていて、ミネストローネに似た味わいです。

一説によると、マンハッタンのはイタリア系の入植者が多いことから、トマトベースになったともいわれています。

具材に決まりはありませんが、トマトと相性のよいセロリやキャベツなどを組み合わせることが多いです。

クラムチャウダーにおすすめの具材とは?

クラムチャウダーの具材に、特に決まりはありません。そこで、ここではおすすめの具材をご紹介します。好みや冷蔵庫にあるものでアレンジしてみてくださいね。
おすすめの具材
・じゃがいも
・にんじん
・玉ねぎ
・キャベツ
・セロリ
・にんにく
・きのこ
・ベーコン
・あさり
・はまぐり
・ホンビノス貝
・牡蠣
・ほたて缶
・ツナ缶

本格派!ボストン風クラムチャウダーの基本レシピ

Photo by macaroni

定番のボストン風クラムチャウダーを作りましょう。あさりの砂抜きは時間がかかるため、早めに準備しておくとよいですよ。ベーコンはブロックを使うと、存在感が楽しめます。あっさり仕上げたいときは牛乳で、濃厚にするときは生クリームを入れてくださいね。

材料(2人分)

・あさり……200g
・ブロックベーコン……50g
・じゃがいも……1/2個
・玉ねぎ……1/2個
・セロリ……1/4本
・にんじん……1/4本
・ローリエ……1枚
・小麦粉……小さじ2杯
・バター……10g
・白ワイン……大さじ2杯
・牛乳……400cc
・塩……少々
・こしょう……少々

〈トッピング〉
・パセリ……適量

作り方

1. 鍋に砂抜きをしたあさりと白ワインを入れて、蓋をして中火で2分加熱します。殻が開いたら火を止めて3分蒸らします。

2. 鍋にバターを溶かして、ベーコンを入れて炒めます。

3. 玉ねぎ、セロリ、にんじんを加えてさらに炒めます。玉ねぎが透明になったら小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めます。

4. 牛乳を少しずつ加えて、その都度よく混ぜます。

5. 牛乳を全量加えたら、あさり(煮汁ごと)、じゃがいも、ローリエを加えて弱火で煮込みます。(※沸騰させないように)

6. じゃがいもがやわらかくなったら、ローリエを取り出して、塩・こしょうで味を調えます。

7. 器に盛り付けて、パセリをかけたら完成です。
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