食事以外も。夏バテ対策のためにできること

ポイント

  1. 汗をかくときは水分と塩分を補給
  2. 胃腸を冷やさないようにする
  3. 室内でできる軽い運動をする
  4. 睡眠不足に注意する

汗をかくときは水分と塩分を補給

主に排泄される水分量を、穏やかな環境下での通常の生活と想定して解説します。一日あたりの水分の排泄量は約2.5Lとされています。この数値は体重70kgの人の目安です。

水分の排泄量2.5Lのなかに汗は含まれていません。つまり、汗をかいたときは、その量にともない水分と塩分の補給が必要となります。汗をたくさんかく場面では、水分・塩分の補給を適切におこないましょう。(※13)

胃腸を冷やさないようにする

冷たいものを摂る機会が多く、胃腸が冷えてしまうと消化機能の低下につながります。冷えが気になるときは温かいスープや常温の水を飲み、胃腸をいたわるといいでしょう。

電車や公共施設は冷えている場所もありますよね。薄手のカーディガンやストールなど、かさばらない羽織りものを持ち歩いていると、いざというときに役立ちますよ。(※1,2)

室内でできる軽い運動をする

運動でうまく汗をかけると、血流がよくなります。すると、体温調節がスムーズになるメリットを得られますよ。ただし運動をするときは、熱中症に注意しましょう。

涼しい室内でできる軽い運動として、ストレッチをおすすめします。熱中症は室内でも起こりますので、空調を整えたうえで、無理な運動は控えてください。また、疲れがたまりやすい夕方以降は、体を休めることを優先しましょう。(※1,2)
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