不溶性食物繊維は搾りカス

水に溶けにくく、便のかさを増す作用がある不溶性食物繊維は、野菜を搾ったあとの残りカスに多く含まれます。市販の野菜ジュースは、この残りカスの部分が入らないので、不溶性食物繊維がほとんど含まれていません。

野菜を丸ごとミキサーにかけたり、すりおろしたりして作ると、不溶性食物繊維も逃すことなくいただけますよ。(※9)

野菜に少ないビタミンB群

ビタミンB群は基本的に動物性の食べ物に多い栄養素です。野菜や果物にはわずかしか含まれません。例えば、豚ヒレ肉100gあたりに含まれるビタミンB1は1.32mgですが、にんじんは0.07mgと大きく差があります。

野菜ジュースだけではビタミンB群を摂ることはできないので、肉や魚などを一緒に食べることがポイントです。(※12,13)

野菜ジュースを選ぶコツ

砂糖や食塩が添加されていないかを確認

市販商品のなかには、飲みやすくするために砂糖や食塩を加えているものがあります。

砂糖は血糖値を上げて肥満などのリスクにつながるだけでなく、むし歯の原因にもなります。砂糖が入った野菜ジュースをだらだらと飲んでしまうのは避けましょう。また、成人女性の食塩摂取量は一日6.5g未満が目標なので注意が必要です。

砂糖や食塩を使っているかは、商品の原材料名から確認ができます。表記がなければ、これらは使われていないものです。(※14,15,16)

糖質量に注意

野菜や果物にも糖質は含まれます。砂糖を使っていないものでも、糖質の量には注意が必要です。

1本(200ml)あたりの糖質
・カゴメ「野菜生活100オリジナル」……15.7g
・伊藤園「1日分の野菜」……14.5g

これを砂糖にすると大さじ1~2杯となります。特に果物を多く使っていると糖質量も増えるので、ダイエット中の方は野菜のみのジュースがおすすめです。(※17,18,19,20)

摂りたい栄養素で選ぶ

商品によって使われている野菜や果物がさまざまあるので、その分摂れる栄養素も変わってきます。

野菜不足を補うほかにも、身体の状態に合わせたり、不足している栄養素を摂る目的で選んだりするのがおすすめです。商品のパッケージに、多く含まれる栄養素が書いてあるので参考にしてみてください。

身体の状態と目的によって、どんな栄養素が含まれる野菜ジュースを選ぶとよいのかを紹介していきます。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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