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野菜ジュースに栄養はないって本当?
手軽にとれる野菜ジュースですが、栄養はない……と聞いたことはありませんか?
そもそも野菜ジュースは、原料の野菜や果物をこまかくつぶし、搾ったあとの水分だけを加熱殺菌して作られます。この加工される過程で、残念ながら失われる栄養があるのです。
しかし野菜ジュースにすることで、リコピンやβ-カロテンなど吸収率がアップする栄養もあります。野菜ジュースで摂れる栄養・摂れない栄養を詳しくみていきましょう。(※1,2)
そもそも野菜ジュースは、原料の野菜や果物をこまかくつぶし、搾ったあとの水分だけを加熱殺菌して作られます。この加工される過程で、残念ながら失われる栄養があるのです。
しかし野菜ジュースにすることで、リコピンやβ-カロテンなど吸収率がアップする栄養もあります。野菜ジュースで摂れる栄養・摂れない栄養を詳しくみていきましょう。(※1,2)
野菜ジュースで摂れる栄養は?女性に嬉しい効果も
リコピン
リコピンはトマトのような赤色、黄色の色素成分で強い抗酸化力があります。ストレスを受けたり、紫外線を浴びたりすると、しわやしみの原因となる活性酸素が生まれます。リコピンは活性酸素のはたらきを抑えるので、きれいな肌を保ちたい方におすすめです。
トマトやスイカを使った野菜ジュースを選ぶと、リコピンをしっかりと摂ることができます。(※3,4)
トマトやスイカを使った野菜ジュースを選ぶと、リコピンをしっかりと摂ることができます。(※3,4)
β-カロテン
体内でビタミンAに変わるβ-カロテンは「プロビタミンA」とも呼ばれ、目や皮膚の健康を保つはたらきがあります。肌の乾燥対策にぴったりな栄養素です。
緑黄色野菜の基準は「可食部100g当たりにカロテンが600μg以上含まれている」ことです。具体的には、にんじんやほうれん草のような緑黄色野菜に多く含まれますよ。野菜ジュースで摂りたいときは、にんじんジュースや野菜100%のものを選びましょう。(※5,6)
緑黄色野菜の基準は「可食部100g当たりにカロテンが600μg以上含まれている」ことです。具体的には、にんじんやほうれん草のような緑黄色野菜に多く含まれますよ。野菜ジュースで摂りたいときは、にんじんジュースや野菜100%のものを選びましょう。(※5,6)
カリウム
カリウムは、むくみが気になる方におすすめの栄養素です。むくみの原因のひとつである塩分の排泄を促す作用があります。
バナナやキウイフルーツ、いちごなどの果物や、ほうれん草、小松菜などの野菜にカリウムは多く含まれます。バナナミックスのジュースやグリーンスムージーがおすすめです。果物を使ったものは野菜ジュースが苦手な方でも飲みやすいですよ。(※7,8)
バナナやキウイフルーツ、いちごなどの果物や、ほうれん草、小松菜などの野菜にカリウムは多く含まれます。バナナミックスのジュースやグリーンスムージーがおすすめです。果物を使ったものは野菜ジュースが苦手な方でも飲みやすいですよ。(※7,8)
水溶性食物繊維
名前の通り、水に溶けやすい食物繊維でダイエット中の方やビジネスパーソンにもうれしいメリットがたくさん。
腸内環境を整えてくれるはたらきや、血糖値の急激な上昇が抑えてくれるので、食後の眠気対策にもなります。
果物に多く含まれ、特にりんごや桃を使った野菜ジュースから摂ることができます。豆類にも豊富なので、豆乳で作られたものもおすすめです。(※9,10)
腸内環境を整えてくれるはたらきや、血糖値の急激な上昇が抑えてくれるので、食後の眠気対策にもなります。
果物に多く含まれ、特にりんごや桃を使った野菜ジュースから摂ることができます。豆類にも豊富なので、豆乳で作られたものもおすすめです。(※9,10)
ここはデメリット。野菜ジュースで摂れない栄養もある
熱に弱いビタミンC
ビタミンCは加熱することで分解され、減少してしまいます。野菜ジュースは作る過程で加熱処理をしているので、生で食べるよりビタミンCは摂りづらいです。
さらに、ビタミンCは水に溶けやすい性質があるので、自分で調理するときは野菜をさっと洗うほうがビタミンCを逃さず食べることができますよ。(※1,11)
さらに、ビタミンCは水に溶けやすい性質があるので、自分で調理するときは野菜をさっと洗うほうがビタミンCを逃さず食べることができますよ。(※1,11)
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