ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

納豆の塩分量は多い?

納豆1パック50g(タレなし)の塩分量

・塩分量……0g(※1,2)

納豆1パック50g(タレ4g含む)の塩分量

・塩分量……0.6g(※1,2,3,4)
ひきわり納豆や糸引き納豆には、塩分がほとんど含まれていません。納豆の塩分量はほとんどがタレによるものです。

納豆1パックあたりの塩分量はタレを含めて0.6gと、一見少ないように思えます。しかし、塩分の一日あたりの摂取目標量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満。納豆を毎食のように食べると、塩分の摂り過ぎにつながるため注意しましょう。(※1,2,3,4,5)

納豆のタレやからしに含まれる塩分

納豆のタレ1袋(約6g)の塩分量

・塩分量……0.8g(※3,4,6)

納豆のからし1袋(約1g)の塩分量

・塩分量……0.1g(※1,6)

しょうゆやポン酢の塩分と比較すると

納豆のタレの塩分量が多いのかどうか、ほかの調味料と100gあたりで比べてみましょう。

・納豆のタレ……14.0g
・薄口しょうゆ……16.0g
・濃口しょうゆ……14.5g
・ポン酢しょうゆ……5.8g
・めんつゆ(ストレート)……3.3g
・和風ノンオイルドレッシング……7.4g
・からし……7.4g
・わさび……6.1g

納豆のタレの塩分量は、濃口しょうゆや薄口しょうゆより控えめ。一方、ポン酢しょうゆやストレートのめんつゆ、和風ノンオイルドレッシングは納豆のタレより塩分量が少なく、納豆のタレの代用品として活用できます。

また、納豆に付属していることが多いからしは、わさびより塩分量が多いです。しかし、からしの使用量は少ないため、過剰に気にする必要はないと言えます。(※1,3,4)
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