9. 適当な大きさに切る

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水で濡らしたカードや包丁で、こんにゃくを適当な大きさに切ります。まだ完全には固まっていないのでやさしく扱いましょう。容器から取り出しにくい場合は、すき間から水をそっと流し入れ、こんにゃくを容器から浮かせます。

10. たっぷりのお湯でゆでる

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鍋をふたつ用意してそれぞれにたっぷりお湯を沸かします。こんにゃくをそっと入れ、30分ほどゆでて完成です。アクを抜くため、鍋ふたつに分けてたっぷりのお湯でゆでるのがポイントです。長くゆでると固めに仕上がります。ゆで汁は保存用に使えるので、捨てずに取っておきます。

手作りこんにゃくのできばえは?

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作りたてのこんにゃくはそのまま刺身で食べることができます。一般的な市販品とは異なるプリっと弾けるような食感があり、薄く切っても十分に弾力を楽しめますよ。臭みやアクはなく、嫌みのないこんにゃく独特の風味を感じました。気泡が細かく入っているので、しょうゆや酢味噌の味が染みやすいのも特徴です。

手作りこんにゃくの保存方法・期間

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清潔な保存容器か保存用袋にこんにゃくを入れ、こんにゃくのゆで汁をたっぷり注ぎます。こんにゃく全体が浸るようにゆで汁を入れた状態で、蓋をして冷蔵保存します。3日を目安になるべくはやく食べきるようにしましょう。

手作りのこんにゃくで作る煮物や炒め物は格別のおいしさ!

当たり前のように食べているこんにゃくですが、原料や作り方を知らなかった方も多いのではないでしょうか。手作りのこんにゃくは味染みが良く、煮物や炒め物にしても抜群においしいですよ。

ミキサーやハンドブレンダーなどの道具がない時代は、作るのにとても手間と時間がかかったことが想像できますね。作り方を確立した昔の料理人に想いをはせて、実験感覚でこんにゃくを作ってみてはいかがでしょう。
【参考文献】
(2022/3/28参照)

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