こんにゃく芋とお湯の比率は同じにする

ブレンダーにかけるこんにゃく芋とお湯の比率が一定でないと、層ができて混ぜにくくなり、失敗につながるのでご注意ください。しっかり1回分ずつの量を計量して分けておき、スムーズに作業ができるようにしておきましょう。

こんにゃく芋をペースト状にするとき、数回に分けてブレンダーでなめらかにする場合は、なるべくテンポ良くボウル(鍋)に加えていくのもポイント。

凝固剤を入れたら手早く混ぜる

こんにゃくに凝固剤を入れたら、ヘラか手袋をした手で全体を大きく混ぜ続けます。最初は分離しますが、手早く混ぜることで均一になじんできます。混ぜすぎるとバラバラになってしまうので、全体が糊状になったら手を止めましょう。

凝固剤を入れてからはスピード勝負なので、混ぜ始める前に作業台を片づけたり、滑り止めマットを敷いたりすると、慌てず混ぜる作業に集中できますよ。

こんにゃく作りに必要な道具

Photo by Uli

・まな板と包丁
・大きな鍋ふたつ
・小鍋
・ボウルとザル
・ヘラ
・調理用手袋
・ブレンダー(ミキサーやハンドブレンダー)
・保存容器やバットなど(計容量2L以上)
【あれば便利な道具】
・たわし
・カード

※ブレンダーがなければ、目の細かいおろし金をご用意ください。フードプロセッサーよりミキサーやハンドブレンダーのほうがこんにゃく作りに適しています。

材料

Photo by Uli

・こんにゃく芋……500g
・水酸化カルシウム(もしくは炭酸ナトリウム20g前後)……4g
・お湯(約40℃)……約1,500cc(多めだとやわらかく、少なめだと固く仕上がります)
・お湯(水酸化カルシウムを溶かす用)……100cc

※水酸化カルシウムや炭酸ナトリウムはこんにゃく芋と一緒に売られていることもあり、薬局やネットで購入できます。製品にこんにゃくを作る際の分量が記載されていれば、そちらに従ってください。

作り方

1. こんにゃく芋を洗って切る

Photo by Uli

こんにゃく芋をたわしでよく洗い、1~2cmの厚さに切ります。芽のまわりはアクが強いので、大きめに切り取って捨てます。

2. お湯でゆでる

Photo by Uli

鍋にお湯を沸かしてこんにゃく芋を20~30分ゆでます。こんにゃく芋に箸がすっと刺さるくらいやわらかくなれば、こんにゃく芋をザルにあげます。

編集部のおすすめ