牛乳と豆乳の違いを、気になるQ&Aで徹底比較!

Q. ダイエット中におすすめなのはどっち?

A. ダイエット中は、牛乳より低カロリー・低糖質な無調整豆乳がおすすめです。

豆乳に含まれるサポニンには、脂肪の燃焼を促す物質の分泌を促進したり、余分な脂肪の蓄積を抑えたりするはたらきがあります。

しかし、ダイエット中は食事量が減ることによりカルシウムが不足しがちになります。牛乳をはじめとする乳製品も抜かずに摂るようにしましょう。(※1,2,9,10,11)

Q. 胃にやさしいのはどっち?

A. 牛乳と豆乳、どちらも胃にやさしい飲み物です。

消化が良く、胃に負担をかけづらいのは脂肪が少ないもの。どちらも消化の良い食品ですが、脂肪の含有量では無調整豆乳が少ないです。牛乳も豆乳も冷たすぎると刺激になるので、胃の調子が気になるときは少し温めて飲むと良いですよ。(※1,2,12)

Q. 子供が飲むならどっち?

A. 子供が飲むなら、カルシウムが多く含まれる牛乳がおすすめ。

豆乳と比べて牛乳に豊富なカルシウムの摂取は、骨の成長にとって重要です。成長期にしっかりとカルシウムを摂っていると、18~20歳ごろに迎える最大骨量を十分に上げることにつながりますよ。

また、牛乳に多く含まれるビタミンB2は、細胞の再生や発育にかかわっているため、子供もしっかり摂りたいビタミンです。(※1,2,13,14)

Q. 妊娠中に飲むならどっち?

A. 妊娠中は牛乳と豆乳、どちらを飲んでもかまいません。

胎児の骨や歯を作るために必要なカルシウムを効率よく摂るには牛乳がおすすめです。また、貧血気味の妊婦さんは鉄が多く含まれる豆乳と、鉄の吸収をよくするビタミンCを合わせて摂るとよいですよ。

妊娠するとあらわれる症状は人それぞれなので、状況に応じて選ぶようにしましょう。(※1,2,15)

Q. 筋肉作りにはどちらが効果的?

A. 筋肉作りに向いているのは牛乳です。

牛乳に含まれるたんぱく質の一種であるホエイプロテインは、トレーニングによって筋肉作りを目指す方に向いています。ホエイプロテインは吸収速度が速いため、筋肉の回復を促すトレーニング直後の摂取がおすすめです。

一方、豆乳に含まれるたんぱく質は、吸収がゆっくりで満腹感が続きやすいため、ダイエット中のたんぱく質補給に向いています。(※16)

Q. 牛乳や豆乳の代用品には何がある?

A. 手に入れやすいのはオーツミルク、ライスミルク、アーモンドミルクです。

そのほか、植物性ミルクにはココナッツミルクやピーナッツミルク、ピーミルク(えんどう豆)といったナッツや豆から作られるミルクがあります。それぞれの特徴を把握して選んでみてくださいね。
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