ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

焼き鳥の部位の種類、どれくらい知ってる?

香ばしい焼き色と香りが食欲をそそる焼き鳥。おかずとしてもおつまみとしても大人気ですよね。焼き鳥の部位には多くの種類があり、それぞれ味わいや食感が異なります。

部位の特徴を知ると、焼き鳥をもっと楽しめるようになりますよ。食べたことのない部位にも挑戦して、好みの部位をぜひ見つけてくださいね。

【定番の肉系】焼き鳥の部位の種類と特徴をチェック!

Photo by macaroni

調理師のおすすめポイント

  1. 定番の部位は、肉の旨みや弾力のある食感を楽しめるのが特徴です。クセがなく、子供から大人まで食べやすい味わい。スーパーでも手に入りやすく、家族や友人とおうち焼き鳥やバーベキューをするときにもおすすめです。

【もも(正肉)】絶対外せない、焼き鳥の王道。

焼き鳥の王道であるもも肉は、その名の通り足の付け根にあたるももの部分。脂が多くコクのあるジューシーな味わいと、肉厚で歯ごたえのある食感が特徴です。ねぎを挟んで作る「ねぎま」にも、もも肉が使われています。焼き鳥の定番部位でクセがなく、万人ウケする味わいが楽しめますよ。

【むね】ダイエット中でも食べられるさっぱり系。

もも肉とともに正肉と称されることも多いむね肉。鶏のむねにあたる部位で、身が引き締まっており、もも肉よりもさっぱりした味わいが特徴です。もも肉に比べ、低脂肪、高たんぱく、低カロリーなので、ダイエット中の方にも人気のある部位。「ねぎま」の肉にも使われます。(※1,2)

【ささみ】あっさりしていてアレンジ万能。

ささみは、むね肉の上部に位置する部位。肉の形が笹の葉に似ていることから、ささみと呼ばれています。むね肉と同じく脂肪分が少なくあっさりした味わいですが、比較的やわらかな食感が楽しめるのがささみの特徴。梅やわさび、明太子などほかの食材と合わせて串にするのもおすすめです。

【手羽先】皮はパリッと、中はジューシー。

鶏の羽の部分全体を手羽といいますが、なかでも羽の先端の部分のことを手羽先といいます。手羽先はコラーゲンを多く含み、ゼラチン質でやわらかな食感が特徴。肉質はやわらかジューシーな反面、皮はパリッと仕上がるため食感の対比が楽しめるのもおいしさのポイントです。

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