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【白レバー(白きも)】臭みが少なく、とろけるようななめらか食感。
レバーのなかでも「白レバー」と呼ばれる部位は、鶏の脂肪肝のことをいいます。通常のレバーと異なり血生臭さがあまりなく、脂肪を多く含む分なめらかな食感が楽しめます。色は白く、まるでフォアグラのようなねっとりとした舌触りで、高級感のある希少部位。
【砂肝(砂ずり)】クセがなく内臓系のなかでは食べやすい。
砂肝は、鶏にふたつある胃袋のうちのひとつ。食べたものをすりつぶす機能があるため筋肉質で、独特のコリコリとした歯ごたえがあります。たんぱくな味わいで内臓系の焼き鳥のなかでは食べやすい部位。新鮮なものは刺身で食べることも可能です。別名「すなずり」とも呼ばれています。
【目肝(あずき)】独特な風味や苦味がある大人の味。
目肝は、鶏の脾臓。1羽に1個しかない部位であるため、串にすると5~6羽分必要となる希少部位のひとつといえます。見た目は赤紫色で2cm弱の丸い形をしており、見た目が小豆に似ていることから「あずき」という別名も。食感はレバーに近いですが、レバーよりも苦味やクセの強い個性的な味わいです。
【背肝】レバーよりもなめらかな食感と濃厚な味わい。
背肝は、鶏の腎臓のこと。背側のガラについていることから、背肝と呼ばれます。背から外すのが大変な割に少ししか取れないため、滅多に食べられない希少部位です。味わいや食感はレバーに似ていて、歯ごたえがあり濃厚でクリーミー。脂ものっていてコクがあります。
【ベラ】プリプリとした食感が魅力のめずらしい部位。
ベラは、鶏の砂肝の下にある弁の部分。砂肝に似た風味と食感ですが、砂肝よりもより弾力がありプリプリしていて、噛み応えがあります。とても希少な部位であるため、食べたことがある人は少ないかもしれません。
【さえずり】コリコリ食感と脂のコクが両方味わえる人気の部位。
さえずりは、首皮の内側にある気道部分の部位です。「のどぶえ」とも呼ばれます。食感はコリコリしていて弾力があり、噛み応えのある人気部位。表面には脂ものっていて、旨味が感じられます。1羽からわずかしか取れない希少部位で、同じく首まわりの肉である「せせり」と一緒に提供されることも。
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