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この記事でわかること
焼き鳥の「しろ」は豚の大腸で、ぷりぷりとした食感と脂の甘みが特徴です。カロリーは100gあたり171kcalで、亜鉛やビタミンB12が豊富に含まれます。
「てっぽう」(直腸)、「ひも」(小腸)、「かしら」(ほほ肉とこめかみ)、「がつ」(胃袋)、「あか」(肝臓)などについても解説。「白レバー」は鶏の脂肪肝、「シロコロ」は豚の大腸を焼いたもの、「白子」は鶏の精巣のことです。それぞれ独特の味わいと食感を楽しめますよ。
「てっぽう」(直腸)、「ひも」(小腸)、「かしら」(ほほ肉とこめかみ)、「がつ」(胃袋)、「あか」(肝臓)などについても解説。「白レバー」は鶏の脂肪肝、「シロコロ」は豚の大腸を焼いたもの、「白子」は鶏の精巣のことです。それぞれ独特の味わいと食感を楽しめますよ。
焼き鳥の「しろ」はどこの部位?
焼き鳥の「しろ」は、豚の大腸のことです。お店によっては、豚の小腸だけでなく大腸も「しろ」としてメニューにのせることがありますよ。名前の由来は白い見た目。内蔵やホルモンを意味する「もつ」から「白もつ」と呼ばれることも。
焼き鳥のメニューに豚肉が使われることがある
焼き鳥=鶏肉と思われがちですが、焼き鳥メニューでは豚肉や牛肉を使ったものも一般的です。その理由は江戸時代にまでさかのぼります。当時は、小鳥を焼いた料理を「やきとり」と呼んでいたそう。近代以降に鶏や豚、牛の内蔵が食べられるようになったものの、「やきとり」の名前だけが残ったといわれています。
なお、焼き鳥文化の発展や振興に取り組む全国やきとり連絡協議会では、焼き鳥に使われる素材の定義を「鳥肉や鳥・牛・豚などの内臓」と定めています。(※1)
なお、焼き鳥文化の発展や振興に取り組む全国やきとり連絡協議会では、焼き鳥に使われる素材の定義を「鳥肉や鳥・牛・豚などの内臓」と定めています。(※1)
焼き鳥の「しろ」とは
- 「しろ」は豚の大腸のこと
- 「白もつ」と呼ばれることも
焼き鳥「しろ」の味わい・食感
「しろ」はぷりぷりとした独特の食感が特徴です。焼く前に下ゆですることが多いため、ホルモンにありがちなくさみはほとんどなく、食べやすいですよ。噛むごとに広がる脂の甘みはお酒のお供にぴったり。また、表面がカリカリになるまで焼いてもおいしいです。
焼き鳥「しろ」のカロリーと栄養素
「しろ」100gあたりのカロリーは、171kcalです。同量の牛小腸のカロリーは287kcalなので、しろのほうが低いことが分かります。
「しろ」には、さまざまな酵素の構成要素である亜鉛や、葉酸とともに骨髄で正常な赤血球をつくるはたらきをもつビタミンB12が豊富に含まれています。一方、脂質が多いのも特徴。脂質は血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させるため、「しろ」の食べすぎには気をつけましょう。(※2,3,4,5,6)
「しろ」には、さまざまな酵素の構成要素である亜鉛や、葉酸とともに骨髄で正常な赤血球をつくるはたらきをもつビタミンB12が豊富に含まれています。一方、脂質が多いのも特徴。脂質は血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させるため、「しろ」の食べすぎには気をつけましょう。(※2,3,4,5,6)
まだある!「しろ」以外の焼き鳥の希少部位
焼き鳥には「しろ」以外にも珍しい部位がたくさんあります。ここでは、焼き鳥で人気の豚の部位をご紹介します。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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