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抗菌作用
古くから食料の長期保存に欠かせない存在である胡椒には、細菌の増殖を抑える抗菌・防腐作用があります。これらは、辛味成分のピペリンによるもの。胡椒の抗菌作用は、体内に入ってからも続くとされ、身体から細菌を排出するはたらきもあるといわれていますよ。(※1,2)
胡椒の効果効能を活かすおすすめの食べ方
温かいスープと一緒に
前述したように、胡椒は血流をよくする作用があるため、冷え対策に役立つスパイスです。この作用を活かしたいときは、身体を芯から温めてくれるスープに胡椒を加えてみてはいかがでしょうか。
スープの食材には、身体を温める食材を使うのがおすすめです。かぼちゃやにんじん、しょうがなどを取り入れてくださいね。(※1,4)
スープの食材には、身体を温める食材を使うのがおすすめです。かぼちゃやにんじん、しょうがなどを取り入れてくださいね。(※1,4)
黒胡椒を選ぶ
血流を促したり、食欲を促したりする作用があるピペリンですが、胡椒の種類によって含有量が異なります。ピペリンが多く含まれているのは黒胡椒です。
ピペリンの作用を期待する場合は、白胡椒ではなく黒胡椒を選びましょう。また、胡椒の粒を細かくすると、ピペリンの作用が強くなります。(※1,3)
ピペリンの作用を期待する場合は、白胡椒ではなく黒胡椒を選びましょう。また、胡椒の粒を細かくすると、ピペリンの作用が強くなります。(※1,3)
効能を活かして!胡椒を使うおすすめレシピ4選
1. にんじんとクミンのポタージュ
身体を温める食材であるにんじんで作る、やさしい味わいのミルクポタージュです。血流を促す作用がある胡椒を仕上げに加えることで、冷え対策になります。
また、クミンを加えて煮込むのもこのレシピのポイント。胡椒と同様に、クミンには食欲を促す作用があります。風邪気味で食欲がないときでも、おいしくいただけますよ。(※1,3,4)
2. 牛こま肉とれんこんの甘辛黒胡椒炒め
牛こま肉に甘辛く下味を付け、れんこんと炒めて作る、ごはんが進むひと品です。黒胡椒は牛こま肉の下味だけでなく、仕上げにたっぷり使用します。
黒胡椒に含まれるピペリンは、油に溶けやすいという特徴があります。このレシピのように炒め物に使ったり、脂質が豊富な肉類と組み合わせたりすると効率よく摂れますよ。(※1)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。