ライター : Terry Naniwa

編集・企画・ライター

食の世界を取材して30年余。自らの五感でセレクトした旬の情報から、次世代に残しておきたい 食の伝統などを発信中。大阪在住半世紀余、出汁の美味しさにこだわっています!

お米と薬膳で健康的なおうちレストラン!

Photo by 西村仁見

ソラマメ食堂 店長 森下心遥さん 和学薬膳博士、予防医学食養生士、薬膳食療法専門指導士。スタンドスタイルのお店を経て、2012年に開業。単においしい食事を出すだけでなく、お客さんにもっともっと喜んでもらいたいとの想いで“食と健康”を重視し、薬膳を学ぶ。その成果を日々の料理で実践中
大阪で人気のグルメゾーン西天満で、日本酒と和薬膳料理をテーマに「ソラマメ食堂」を営む森下心遥(もりした しのぶ)さん。おいしいもの好き、ヘルシー志向の女性客で連日賑わっています。

食事を摂ることは、生きる土台(身体)を作ることです。季節や自身の体質に合わせた食材をチョイスし、おいしく、楽しく食べられる料理が毎日の食卓に並べばうれしいですね。その料理が、身体と心を整えてくれます」

おいしい料理で身も心も健やかになって、もっともっと喜んでもらいたい。そんな薬膳料理を伝えたいという森下さんに、梅雨時に元気をくれる健康レシピを伝授してもらいました。家族の笑顔が弾けるおいしい薬膳で、おうちでちゃちゃっと、健康的なおうちレストランを楽しみましょう。

薬膳ごはん「鮭のバジルのピンチョス寿司」でパーティー気分!

Photo by 西村仁見

中医学では胃腸をはじめとする消化器官全般の働きを『脾(ひ)』と呼びます。梅雨のジメジメは、私たちの体内にも侵入し湿気が苦手な脾にダメージを与えます。そんな時期に脾にやさしい食材を使い、家族で楽しめるお料理をご紹介します。

鮭とバジルの混ぜ酢飯に、脾に適した具材を3種用意しピンチョス風に盛り付けたかわいいお寿司と、ご飯とココナッツミルクで作るムースをデザートとして作ります。

まずは混ぜ酢飯から作っていきましょう」

混ぜ酢飯のレシピ

材料(4人前:1人前6貫として)

Photo by 西村仁見

・ご飯……1合
・鮭フレーク30g
・バジル……1/2カップ(混ぜやすい大きさに刻む)
・酢……30cc
・きび砂糖……20g
・塩……3g

作り方

Photo by 西村仁見

1. 酢、きび砂糖、塩をよく混ぜて寿司酢を作る

2. ボウルにご飯を入れ、1を加えてよく混ぜ合わせる

3. 2に鮭フレークを加えて混ぜ合わせる

4. ご飯の熱が冷めてからバジルを加え、混ぜ合せる(ご飯の熱が高いとバジルが色変わりするので注意)

5. 鮭フレークとバジルがご飯に馴染んだら、ベースの混ぜ酢飯の完成

食べることで“やる気”“元気”のエネルギーを作り出すのも脾の大切なお仕事です。私たちの主食のご飯(お米)は、このエネルギーチャージに最適。さらに鮭と合わせることでお腹を温め、その働きを助けてくれるうれしい組み合わせになります。加えてバジルの香りでリラックス効果も期待できます。

では、次にこの混ぜ酢飯と3種類の具材のつなぎとなる特製豆腐マヨを作ります」

特製豆腐マヨのレシピ

材料

Photo by 西村仁見

・絹ごし豆腐……半丁(重しをのせ、しっかり水切りをする)
・酢……40cc
・きび砂糖……15g
・メープルシロップ……8cc
・塩……2g
・太白ごま油……25cc

作り方

Photo by 西村仁見

1. フードプロセッサーに水切り豆腐を入れ、酢、きび砂糖、メープルシロップ、塩を加えて撹拌する

2. 蓋を開け、まわりに飛び散ってるものを整えながらなめらかになるまでしっかり撹拌する

3. 廻しながら太白ごま油をゆっくりと注ぐ

4. 太白ごま油が全体に馴染み乳化したら、つなぎの特製豆腐マヨの完成

豆腐は潤いを補給しながら脾の働きを助けてくれます。この特製豆腐マヨに3種類の具材を合わせて、おいしいピンチョス寿司を作っていきましょう」
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