4. 現代に残る深川の漁師めし「深川めし」

東京・深川エリアで食べられる「深川めし」は、浅利のうま味が凝縮され、だしを吸ったごはんが絶品!そのルーツは、江戸時代に深川の漁師たちが船上で食べてきた漁師めしにあるんです。

深川めしは、浅利入りのお味噌汁を白米にかけた“ぶっかけ飯タイプ”と、白米を浅利やネギ、だし汁などと一緒に炊き上げた“炊き込み飯タイプ”の2種類があるので、食べ比べてみるのもおすすめですよ。

蒸籠を使ったオリジナル深川めし「門前茶屋(もんぜんちゃや)」

Photo by gurunavi.jp

あさり蒸籠めし 1,320円(税込)
「門前茶屋(もんぜんちゃや)」では、基本の食べ方の“ぶっかけ飯タイプ”や“炊き込み飯タイプ”とは異彩を放つ、蒸籠で蒸し上げるタイプの「あさり蒸籠めし」を食べることができます。

蒸籠に入っているというだけで、おいしそうに見えてしまうのは筆者だけじゃないはず。ふっかふかなごはんとプリプリの浅利、そしてなにより蒸籠の蓋を開けたときの青のりの香りは、食欲のツボを容赦なく押してきます。
店舗情報

5. 言わずと知れた東京名物グルメ「月島もんじゃ」

言わずと知れた、東京を代表するローカルグルメ「もんじゃ焼き」。なかでも月島で食べられるもんじゃは“月島もんじゃ”と呼ばれ親しまれています。

“もんじゃストリート”がある月島では、なんと約70店舗ものもんじゃ焼き店が軒を連ねているんですよ。その光景を例えるなら“もんじゃ焼きのテーマパーク”。東京観光の際は夢の国ならぬ、もんじゃの国へぜひ。

デートにも使える本格月島もんじゃ「月島もんじゃ こぼれや 結(むすび)」

Photo by gurunavi.jp

江戸前穴子もんじゃ 1,639円(税込)
下町の渋い雰囲気が残るお店が多い月島もんじゃですが、「月島もんじゃ こぼれや 結(むすび)」はその印象を払拭する、高級感漂う店内が魅力。デートにも使えて、本格的な月島もんじゃを楽しむことができるお店です。

おすすめしたいメニューは「江戸前穴子もんじゃ」。豊洲仲卸から毎日直送される穴子を丸ごと一本使用していて、豪快な見た目が目にも楽しい月島もんじゃです。
店舗情報

6. ひと味違う江戸前スタイル「天丼」

全国的にポピュラーな「天丼」ですが、その本場は東京・浅草。浅草グルメの代表的な存在でもあります。

“江戸前スタイル”の天丼は、天ぷらを甘辛いタレに浸したあと丼鉢にのせるので、一般的なものより色合いが濃く、茶色い見た目をしています。

浅草以外では食べられる場所が少ないので、東京観光の際は食べておきたい名物グルメのひとつですよ♪

並んででも食べたい黒い天丼!?「大黒家天麩羅 本店」

Photo by 吉田鹿

海老天丼 2,200円(税込)
江戸前スタイルの天丼のお店のなかでも、絶対にはずせないのが「大黒屋天麩羅 本店」。創業以来、130年以上も変わらず守られてきた秘伝のタレは、少し濃いめで甘辛く、ごはんが止まらなくなること間違いなしです。

丼鉢からはみ出るほど大きな海老の天ぷらが4尾ものった「海老天丼」は、見た目通りの絶品です。濃いタレが染みた天ぷらは“黒い”と表現されることも。少し奮発してでも食べる価値ありですよ。
店舗情報
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ