都民なら食べるべき!東京の郷土料理「深川めし」のレシピと名店まとめ

東京を代表する郷土料理である「深川めし」。その発祥から自宅で作れるレシピ、食べに行きたい老舗の名店までを一挙ご紹介します。自分で作ってみるもよし、伝統の味を堪能するもよし、江戸の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?

東京を代表する郷土料理「深川めし」

48都道府県の各地にさまざまな郷土料理があります。山梨県の「ほうとう」や青森県の「せんべい汁」、北海道の「三平汁」や「石狩鍋」など、全国的に知られているものも多いですよね。

東京にも、「江戸前寿司」や「柳川鍋」など有名な郷土料理は多くありますが、そのなかでも代表的なものというと「深川めし」を挙げる方が多いようです。農林水産省の郷土料理100選にも選ばれているんですよ。

深川めしとは

「深川めし」といっても、名前だけではどのような料理かよくわからない方も多いはず。「深川めし」とは、ざっくりと切ったネギとアサリをお味噌で煮込んで、どんぶりご飯にのせて食べる、「あさりご飯」のことを指します。深川(現在の東京都江東区)で生まれたことから、「深川めし」と名付けられたそうですよ。

かつての深川一帯は、漁師の町として栄えていて、江戸前寿司に使う魚介や海苔を採る漁師が多く住んでいました。特にあさりや牡蠣はよく採れたそうで、当時の深川の名産品になっていたといいます。

漁師たちは、そんなあさりを使って、漁の最中にサッと「深川めし」を作っていたそうです。いわゆる「漁師めし」だったのですね。調理に時間がかからず、それでいて栄養価が高いので、彼らにとって日常食だったようです。

埋め立てが進んだ現在でも、この食文化は受け継がれ「深川めし」を提供する名店が多く残っています。

「深川めし」のレシピ

じつは、「深川めし」は2種類あります。ひとつは漁師由来の「ぶっかけめし」、もうひとつは、「炊き込みご飯」。

後者は、明治以降にできたものだそうで、当時深川あたりに住んでいた、大工さんたちがおにぎりにして持ち運べるようにアレンジしたものなのだとか。

ということで今回は、元祖の「ぶっかけめし」と「炊き込みご飯」、それぞれのレシピをご紹介します。

元祖深川めし(ぶっかけめし)

あさりのむき身を塩洗いしたら、水洗いし、キッチンペーパーで水気をとります。次に、昆布やかつお節で取った出汁にお味噌、お醤油、料理酒、お砂糖を加えて火にかけてください。にんじん、生姜、油揚げを食べやすい大きさに切ったら、あさりと一緒にお鍋のなかへ。ふたをして10分程度、煮込みます。

ご飯をお茶椀によそったら、煮込んだあさりを上にのせて、できあがり!

深川めし(炊き込みご飯)

お米を洗ったら、30分程度浸水させておきます。

あさりを洗ってお鍋に入れ、お酒をふりかけてふたをしてください。そのまま蒸し煮にしたら、あさりの出汁と身をわけておきます。

あさりの身を殻から外し、出汁に水を加えます。水を切ったお米をお釜に入れて、塩を加えた出汁を注ぎます。千切りにした生姜と大根をお米の上にのせて蓋をし、土鍋なら火にかけ、炊飯器であれば、炊飯ボタンを押してください。

炊けたら、あさりの身を加え、しゃもじで大きくかき混ぜましょう。器に盛りつけたら、三つ葉をのせて完成!

都内で食べられる!「深川めし」の名店

1. 深川宿

都営地下鉄清澄白川駅から徒歩3分ほどのところにある「深川宿(ふかがわじゅく)」。江戸時代から伝わる「深川めし」の味を今も守り続けているお店です。外観からも由緒正しい雰囲気を感じられますよね。
こちらでは、ぶっかけの深川めしを「元祖 深川めし」、炊き込みご飯の深川めしを「浜松風」と呼んでおり、それぞれ1,950円(税込)でいただけます。採れたてあさりの素朴な味わいを生かしているそうですよ。
【店舗概要】
住所:東京都江東区三好1-6-7
電話番号:03-3642-7878
営業時間:11:30〜17:00
定休日:月曜
公式URL:http://www.fukagawajuku.com/

2. 深川宿 富岡八幡店

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