ライター : 髙橋美咲

ライター|旅と暮らしとグルメ。

名古屋名物・ういろうの発祥や特徴、山口の外郎との違いなど

Photo by @michi_milky

名古屋の名物グルメである外郎(ういろう)とは、米粉に砂糖と湯水を混ぜて練り上げた生地を蒸して作られたもの。やさしい甘さと瑞々しいくちどけが人気の和菓子です。

ういろうの発祥は京都や博多など諸説あります。名古屋のういろう文化の始まりは、日本最古のういろうの老舗店「餅文総本店」が万治2年(1659年)に創業したことにあると言われています。

山口の外郎との違いは?

名古屋と山口の外郎(ういろう)の違いは、原材料にあります。山口のういろうは米粉ではなくわらび粉が使われています。米粉が使われる名古屋のういろうは、もちもちのしっとり感が特徴ですが、山口のういろうはわらび餅のような食感が特徴なんですよ。

ういろうの簡単レシピ

おうちで作れる、見た目も美しい「3色ういろう」のレシピと作り方を動画でご紹介。材料を混ぜてレンジで加熱するだけで簡単に作れますよ!

【6位】伝統の味にこだわる老舗「山中羊羹舗」(大須)

Photo by @michi_milky

「山中羊羹舗」は、名古屋市中区大須に本店を構える明治33年創業の老舗店。伝統の味と手作りにこだわり、季節に応じたういろうがいただけます。

店内には喫茶も併設されているのが魅力のひとつ。あんみつやぜんざい、夏には宇治茶を使ったかき氷がいただけます。もちろん、ほうじ茶付のういろうセットもあるので、おやつにもぴったりです。

抹茶ういろう

Photo by @michi_milky

690円
「白ういろう」「抹茶ういろう」「黒糖ういろう」の3種類のラインアップ。米紛、白双糖、葛を原料に昔ながらの手法でせいろに流し込み蒸して作られています。

消費期限は4日ほど。その分、余分な添加物を使わず、昔ながらのシンプルな味わいが楽しめます。新鮮なうちにいただきましょう。詰め合わせのセットもあり、手土産にもおすすめです。
店舗情報

【5位】名古屋限定ういろうも「虎屋ういろ 名鉄百貨店」(名古屋駅)

Photo by @satoyan419

「虎屋ういろ」は、大正12年創業、伊勢の名物として伊勢神宮参拝時に立ち寄る人が多い、老舗店です。名鉄百貨店にも支店を構えているので、名古屋に立ち寄った際に気軽に買えるのが魅力のひとつ。

名鉄百貨店限定のういろうもあるため、手土産やおやつに買うにもぴったりです。ういろう専門店なので、季節ごとに限定商品が出たり何層にもなっているういろうが販売されたりと、ういろうの種類が多いのも特徴的!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ