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2. カキとほうれん草のパスタ
カキの旨味とほうれん草の甘味がたまらないひと品。シンプルな味付けなので、食材の味をダイレクトに楽しめますよ。
パスタやほうれん草、カキには鉄が豊富。しかし、ほうれん草に含まれるシュウ酸は、鉄の吸収を妨げます。鉄を意識的に摂取したい場合は、下ゆでしてから料理に使うのがおすすめです。ゆで過ぎると、水溶性ビタミンを流出してしまうので注意しましょう。(※8)
パスタやほうれん草、カキには鉄が豊富。しかし、ほうれん草に含まれるシュウ酸は、鉄の吸収を妨げます。鉄を意識的に摂取したい場合は、下ゆでしてから料理に使うのがおすすめです。ゆで過ぎると、水溶性ビタミンを流出してしまうので注意しましょう。(※8)
3. 豚肉とキャベツのトマトスパゲティ
豚肉を使うトマトスパゲティです。キャベツの甘さと豚肉のコクがあとを引くおいしさ。
豚バラ肉にはビタミンB1が、0.51mg含まれています。ビタミンB1は、ブドウ糖をエネルギーに変える際、必要なビタミンです。パスタにも含まれていますが、1回の食事における必要量に満たないのでほかの食材で補いましょう。もも肉のように赤身が多い部位のほうが、ビタミンB1を多く含みます。(※1,3)
豚バラ肉にはビタミンB1が、0.51mg含まれています。ビタミンB1は、ブドウ糖をエネルギーに変える際、必要なビタミンです。パスタにも含まれていますが、1回の食事における必要量に満たないのでほかの食材で補いましょう。もも肉のように赤身が多い部位のほうが、ビタミンB1を多く含みます。(※1,3)
4. ベーコンとキャベツのたまごスパゲティ
ベーコンや卵を使うスパゲティ。香ばしいベーコンの旨味とコクを楽しめますよ。
パスタに含まれる鉄は、吸収されにくい非ヘム鉄ですが、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がります。卵やベーコンはたんぱく質が豊富です。またキャベツはビタミンCを含むので、おすすめの組み合わせと言えます。(※1,6)
パスタに含まれる鉄は、吸収されにくい非ヘム鉄ですが、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がります。卵やベーコンはたんぱく質が豊富です。またキャベツはビタミンCを含むので、おすすめの組み合わせと言えます。(※1,6)
5. しらすと梅の和風パスタ
しらす干しをたっぷり使う和風パスタです。大葉と梅で、さっぱりとして食べやすいですよ。
しらす干しに含まれるビタミンDは、パスタに含まれるリンの吸収を促します。リンはカルシウムとともに、骨や歯を形成しているミネラル。また、しらす干しにはカルシウムも含まれていて、リンとカルシウムは同じくらいの量を摂るのが理想です。どちらかが多いともう一方の吸収を妨げるため、バランスよく摂りましょう。(※1,5)
しらす干しに含まれるビタミンDは、パスタに含まれるリンの吸収を促します。リンはカルシウムとともに、骨や歯を形成しているミネラル。また、しらす干しにはカルシウムも含まれていて、リンとカルシウムは同じくらいの量を摂るのが理想です。どちらかが多いともう一方の吸収を妨げるため、バランスよく摂りましょう。(※1,5)
栄養バランスのよいパスタを楽しみましょう!
パスタは糖質を多く含み、エネルギー源として摂取するのに適した食材です。しかし、たんぱく質やビタミンなどが不足しているため、ほかの食材を加えて補いましょう。パスタを具だくさんにするだけでなく、スープやサラダで摂取するのもおすすめ。
栄養バランスをよくすると、栄養素のはたらきや吸収率を上げることにつながります。また、栄養のバランスを考えた献立は、視覚や味覚の点でも変化に富み、食卓を豊かにしますよ。
栄養バランスをよくすると、栄養素のはたらきや吸収率を上げることにつながります。また、栄養のバランスを考えた献立は、視覚や味覚の点でも変化に富み、食卓を豊かにしますよ。
【参考文献】
※1 新ビジュアル食品成分表【新訂第二版】大修館書店
(2021/04/19参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。