習慣にしたい!「腹八分目」の見極め方と健康効果

今回は、腹八分目がもたらす健康効果と見極め方のコツをご紹介します。「腹八分目に医者要らず」と先人は言いますが、そのタイミングがむずかしいんですよね。でも大丈夫!これであなたも、自身の適正な食事量を把握することができますよ。

2019年3月13日 更新

「腹八分目は体に良い」って聞くけど……

「腹八分目」は世界でも、「Light suppers make long life.(軽めの夕食は長寿の源)」という言葉があるほど、よく知られる健康の秘訣。

しかし、せっかくの手料理や食後にデザートが用意されていたり、ビュッフェ式のお店だったりすると、つい満腹になるまで食べてしまいますよね。

満腹は体に悪い?

わたしたちが食べたものは、胃腸によって消化吸収がおこなわれます。しかし、食べ過ぎ・飲み過ぎといった食生活を送っていると、胃に疲労が溜まってしまいます。食後に胃もたれなどの不快感を覚えるときは、胃の働きが低下して消化がしっかりおこなわれていない証拠。(※1)

胃がうまく働かない原因は、食べ過ぎ・飲み過ぎによる酷使だけでなく、精神的なストレスの場合もあります。日頃の食事管理だけでなく、体調に合わせて食べる量を変えるのも大切です。

腹八分目で期待できる健康効果

寿命が延びる

東海大学医学部の橋本一男教授、田爪正気講師が、マウスを用いてある実験をおこないました。それは、ひとつのグループには好きなだけ食べさせ、もうひとつのグループには食べる量を80%の一定にするというもの。その結果、前者のマウスの平均寿命は74週、後者のマウスは122週だったと報告されています。(※2)

食事量の違いだけで、平均寿命に約1.6倍もの差が現れるというのは、かなり驚きですよね。動物実験ではありますが、無視できない結果ではないでしょうか。
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