ライター : 笹田 実希

管理栄養士

行政栄養士として、学校や病院などの給食施設で働く栄養士と連携し地域住民の栄養改善業務を行う。現在はライターとして身近で役立つ健康・栄養情報を発信している。

ダイエット中は朝ごはんを食べるべき?

太りにくい身体づくりができる

朝食を摂ることで、エネルギー代謝が活発化するだけでなく、血糖値の急激な上昇を抑えられるため、肥満になりにくい身体づくりが期待できますよ。

朝食を抜くと身体のエネルギーが不足して心身活動が減り、肥満につながるおそれが。さらに、前日の夕食から次の食事までの間に空腹状態が長く続くことで、次の食事の際に血糖値が急激に上昇してしまいます。その結果、糖を脂肪としてため込むインスリンが大量に分泌され、肥満につながってしまうのです。(※1,2)

体内時計が整う

朝食を摂ることと、朝日を浴びることで体内時計が整い、肥満になりにくい身体づくりが期待できますよ。

人間には、体のリズム刻む体内時計があります。その体内時計をコントロールしているのが全身の抹消や脳にある「時計遺伝子」。抹消に存在する時計遺伝子は朝食を摂ることによって、脳にある時計遺伝子は朝日を浴びることによって正しいリズムにリセットされることが分かっています。

時計遺伝子がうまくリセットされずに体内時計が乱れると、肥満になりやすくなったり、身体に不調が起こりやすくなったりしてしまうのです。(※3)

お通じがよくなる

朝食の摂取は、夜間に休んでいた胃腸を刺激してお通じを促すことにつながりますよ。

便秘は基礎代謝の低下や皮下脂肪の蓄積などを引き起こすことから、肥満を招く原因となります。その便秘を招く要因のひとつが朝食欠食です。朝食後はもっとも便意が起こりやすい時間帯ですが、朝食を抜くことで胃腸への刺激が伝わらず、お通じが悪くなってしまいます。

しっかりと朝食を食べることは、ダイエットに大切なポイントであることが分かりますね。(※4,5)

ダイエットに効果的な朝ごはんの食べ方

単品食べをせず、さまざまな食材を組み合わせる

ごはんだけ、パンだけ、サラダだけなど、忙しい朝は単品食べをしがちに。しかし、食事量の減るダイエット中は、ごはんとおかず、パンとスープ、サラダとヨーグルトなど、食品の組み合わせを考えてバランスよく食べることが大切です。

いろいろな食品を組み合わせることで栄養素が相互に作用し、身体の調子を整えたり、体温を上げたりして少量の食事でも健康な身体づくりにつなげられますよ。(※6)

温かいものを食べる

温かい食べ物を食べることで体温が上がり、代謝が良くなります。その結果、脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい身体づくりが期待できますよ。例えば、温かいスープや味噌汁、温めたおにぎり、温野菜といった食事がおすすめです。

さらに、代謝アップには身体の筋肉量を増やすことも大切。筋肉のもととなるたんぱく質が豊富な肉や魚を主菜や副菜に取り入れたり、適度な運動を組み合わせたりすることがダイエット成功へのカギとなりますよ。(※7,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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