ライター : あんりちこ

旅するグルメライター

こがし醤油が香る!いかの姿焼き

Photo by anrichiko

調理時間 50
お祭りの屋台でよくみかける香ばしい「いかの姿焼き」をフライパンひとつで作ります。甘辛のタレで味付けるやわらかい「いかの姿焼き」は、おかずにもつまみにもなりますね。つけ汁に漬け込むことで、味のよくしみたひと品に仕上げましょう。

このレシピのポイント

  1. いかには繊維がぎっしりとつまっており、加熱するとどうしても縮んでしまいます。いか特有の食感や風味を壊さずに縮こまりを最小限に抑えるには、焼くときに上からしっかりおさえることと、加熱時間を短くするのがポイントですよ。

材料(2人分)

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いかの下ごしらえ方法(作業時間:10分)

1.いかの胴からワタを抜き取る

いかの胴からワタを抜き取る様子

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いかの目のあたりに胴とワタの接着部分があるので、胴の中に親指を入れて軟骨にそって引きはがします。
いかの胴とワタを外している様子

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エンペラ(三角のところ)と足を持ち、胴とワタを外します。
いかから軟骨を抜き取っている様子

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胴の中に透明な軟骨があるので抜き取り、中に内臓が残っているので、胴の中に水を入れて手早く洗います。胴の中に内臓が残っていると、食べたときに食感が悪くなるのでしっかり洗ってくださいね。

2.いかのワタとげそを切り分ける

まな板の上でワタとげそを切り分けたいか

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ワタとげそを切り分けます。

3.目と口を取り出す

まな板の上でいかの目を取り出した様子

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いかの目から少し中央よりのところに、左右一本ずつ切り込みをいれ、目を取り出します。
いかの口を取る様子

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げその付け根にある、口を親指で押し出し、手でつまみ取ります。

4.げその長さをそろえて吸盤を取り除く

まな板の上で長さをそろえたげそ

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げその足をそろえて、長い足2本をほかの足にそろえるように切ります。切り落とした先端の部分は使いません。
まな板の上でげその吸盤を除く様子

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げそに小さじ1杯くらいの塩(分量外)を振りかけます。指でしごくようにして、小さい吸盤を除きます。吸盤が残ることがないようしっかり取ってくださいね。

作り方(調理時間:40分)

1.調味料につける

ポリ袋に入った調味料といか

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ポリ袋につけ汁の調味料を混ぜ合わせ、いかを30分ほど漬け込みます。ポリ袋の空気を抜いて、漬け込むとしっかり味がしみますよ。

2.フライパンで焼く

フライパンの上でいかを焼いている様子

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フライパンにサラダ油を熱し、いかの汁けをきって、フライ返しで押さえながら中火で1分ほど焼きます。焼き色がついたら反対側も焦げ目がつくように中火で焼き、取り出します。

3.つけ汁を煮詰める

フライパンで調味料を煮詰めている様子

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軽くトロミがつくまでつけ汁を煮詰めます。
皿の上に盛り付けたいかの姿焼き

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いかの表面に切り目を入れ、煮汁をかけたら完成です♪

おつまみにもおかずにも!いかの姿焼き

プリプリで甘辛い、いかの姿焼きは、子どもから大人までみんな大好きなひと品ですね。しっかりつけ汁に漬け込むことで味がしみこみ、食べ応えもありますよ。

やわらかく仕上げるコツは、上からしっかり押さえて、短時間で加熱することです。お好みでマヨネーズや七味、粉ざんしょうをトッピングしてもいいですね♪ ショウガのすりおろしを添えるのもおすすめです。

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