食器と食材の「コントラスト」

ハンバーグなど色の濃い食べ物には、白いお皿が似合います。メインの食材と食器の色をきっちり分けることでコントラストが生まれ、食材の存在感がアップするのです。付け合わせとしてにんじんやブロッコリーを添えれば、お皿全体が地味になるのを防ぐことができます。
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盛り付けのコツその2 「高さ」

彩りの次に、大切なのが盛り付けの高さ。高低差をつけることにより、お皿全体が美しく見えるのです。このひと手間で美盛り度が上がりますよ。

和食に立体感をつける盛り付け

和食の盛り付けでも高さは大切なポイントとして考えられてきました。お刺身はつまを土台にして盛り付ける方法は、杉の木が高く育つ様子から「杉盛り」と名付けられています。高さを設けた盛り付けは、日本の山々や木が立ち並んだ風景をイメージさせるテクニックです。

洋食に高さをつける飾り付け

テーブルにひと皿ひと皿料理を並べる洋食では、立体感を出すために飾り食材を添えることが多いです。お料理ならローズマリーやバジルの葉をのせたり、スイーツならクッキー・チョコの飾りを添えたりします。フレンチレストランなどでは一見大げさに見える飾りですが、きちんと意味があったんですね。

菜箸でていねいに盛り付ける

平たいお皿に料理を平たく盛り付けてしまうと、見た目がのっぺりとした印象に。カットした焼き物などを盛り付けるときは、フライ返しでお皿に移すよりも菜箸を使って並べていった方が立体的に盛り付けられます。

ワンプレートには高さの対比をつける

ワンプレートで高さを設けるときは、高さのトップになるような大きいパーツを取り入れるとおしゃれな見た目に仕上がります。画像のようにご飯をこんもり盛り付けてもいいですし、焼き物のソースを中心においてもいいですね。 背の高い食材などがあると、平皿に盛り付けた低い料理との対比が生まれて、簡単に高さを作ることができますよ。

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