ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

バーニャカウダで野菜をおいしく食べよう

見た目も華やかでSNS映えもばっちり!女子に大人気のバーニャカウダ。アンチョビの塩気とにんにくの香りが絶妙でお野菜が止まらなくなるひと品です。お酒のおつまみになるのに、お野菜がしっかりとれてヘルシーなので、お店にあると必ず頼んでしまう……という人も多いですよね。

バーニャカウダは、イタリアのお料理で、オリーブオイル、バター、アンチョビ、にんにくなどから作られます。お野菜などをつけて食べるので、日本では野菜スティックとやや混ざっていますが、違いはソースが温かいということです。専用のポットなどに入れて温めながら、お野菜やパンなどをつけて食べます。

今回は、バーニャカウダに合う野菜の種類や野菜の切り方などの下ごしらえの方法、おすすめのレシピなどをまとめてご紹介します。作るとむずかしそうですが、意外と簡単にできるので、おもてなしにもおすすめです。おしゃれな盛り付けも参考にしてくださいね。

おすすめ!バーニャカウダに合う野菜の種類

定番の生野菜

トマト、パプリカ、きゅうり、セロリ、大根などが定番です。赤、黄色、緑と色鮮やかにそろえるのがおしゃれに仕上げるポイントですよ。トマトはミニトマトでもOKです。ラディッシュや紅芯大根など彩りが鮮やかで珍しいお野菜を使うと、さらに華やかに! セロリは筋があると、食べづらいので筋取りをしてからスティック状に切ってくださいね。

蒸し野菜

じゃがいもやさつまいも、里芋などのいも類やブロッコリー、アスパラガス、オクラ、かぼちゃ、れんこん、にんじん、スナップエンドウ、ヤングコーンなどがおすすめです。 蒸すというとハードルが上がりますが、電子レンジでの加熱で代用もできますよ。

きのこ類

しめじやしいたけ、まいたけ、マッシュルームなどのきのこ類もおすすめです。蒸したり、フライパンやグリルで素焼きにしてからディップしてくださいね。 旬のものを使うとよりおいしさが楽しめるので、季節に合わせたお野菜を選びましょう。

野菜の下ごしらえ

にんじんなどの根菜類は、1cm幅くらいの細切りを太くした状態の切り方にします。長さは、スティック状になるように切るとディップしやすく食べやすいです。コロコロに切って、フォークやピックなどで刺すようにすると、手が汚れる心配はありませんよ。 蒸し野菜の場合は、食べやすい大きさに切ったあと、電子レンジで温めればOKです。火の通りがばらばらにならないように、できるだけ均一に切るようにしましょう。 また、オリーブオイルなどを熱したフライパンで焼いたり、油をひかずにそのまま素焼きにしたり、グリルやオーブンで焼くなど焼き野菜もおすすめです。 野菜をきれいに盛り付けることも大切なポイントです。お皿に整列させたり、放射状に並べたり、ガラスの器などに立てたり、野菜ごとに分けて盛り付けたり、あえてばらばらに盛り付けたり……いろいろ試してみてくださいね。

盛り付けも参考に♪バーニャカウダレシピ3選

1. 塩麹バーニャカウダ

アンチョビの代わりに塩麹を使ったバーニャカウダソース。アンチョビの生臭さが苦手という人におすすめです。 フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒めたら、火を止めて塩麹を入れたらできあがり。ソースだけならあっという間にできますので、急なおもてなしや、もうひと品ほしいときなどにぴったりです。

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