ライター : あんりちこ

旅するグルメライター

お店越えのおいしさ!バーニャカウダソースのレシピ

Photo by あんりちこ

調理時間 10
バーニャカウダはイタリア発祥の伝統的な料理で、濃厚なソースと野菜の組み合わせが特徴です。基本の材料としては、にんにく、アンチョビ、オリーブオイル、牛乳または生クリーム。クリーミーな味わいは、野菜の甘さや爽やかさを引き立てます。

コクのあるアンチョビとガーリックの風味が主役。見た目も美しくパーティーやおもてなしにぴったりです。この記事では、自宅でできる本格的なバーニャカウダソースのレシピを紹介します。

コツ・ポイント

  1. 牛乳は少しずつ加えて乳化させる
  2. より濃厚さを求める場合は牛乳を生クリームに変える
  3. アンチョビの塩気が足りないときは塩で調整する
牛乳は少しずつ加え、よくかき混ぜて乳化させます。乳化させると、材料が均一に混ざりなめらかになり、風味が増しますよ。さらに濃厚なバーニャカウダソースを作りたいときは、牛乳を生クリームに変えてみてください。牛乳と同じように少しずつ加えて乳化させましょう。

使うアンチョビの大きさにより、塩気が変わります。塩気が足りないときは、塩で調整しましょう。

材料(2人分)

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作り方

1.材料を切る

皿の上に置かれたペースト状になったアンチョビ

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アンチョビを包丁の背で叩いてペースト状にします。
小皿に入ったにんにくのみじん切り

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にんにくをみじん切りにします。にんにくの芽があれば取り除いてからみじん切りにします。

2.材料を炒める

小鍋でにんにくとアンチョビを炒めている様子

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小鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくとアンチョビを弱火で炒めます。焦がさないようにじっくり炒めましょう。
小鍋の中でアンチョビソースと牛乳を乳化させている様子

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牛乳を少しずつ加えて、よく混ぜます。スパチュラを使い、乳化させます。
小鍋の中でアンチョビソースと牛乳を乳化し、煮立てている様子

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中火で水分を飛ばすように煮立てます。乳化が進み、トロリとしてきたら火を止めます。

3.ミキサーで撹拌する

ミキサーでバーニャカウダソースを撹拌する様子

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粗熱を取り、ミキサーで軽く撹拌します。なめらかになったらバーニャカウダソースの完成です。

バーニャカウダにおすすめの野菜は?

バーニャカウダは、どの種類の野菜とも相性がいいですよ。濃厚でクリーミーな塩気のあるソースと野菜の自然な甘さが相まって絶妙なバランスを生み出します。根野菜から葉野菜までそれぞれの食感を楽しんでくださいね。

野菜の切り方や下ごしらえ方法

材料下準備
オクラ  1~2分程度ゆでる 
ミニトマト水洗いする
きゅうりスティック状に切る 
ラディッシュ水洗いする 
パプリカ種をとってスティック状に切る
ルッコラ  適当な大きさに切る 
かぶ1/8の櫛形に切る
にんじんスティック状に切る
ブロッコリー3分程度ゆで、ひと口大に切る
カリフラワー3分程度ゆで、ひと口大に切る
アスパラガス3分程度ゆで、斜め薄切りにする
ヤングコーン1~2分程度ゆでる 
じゃがいも5~10分程度ゆで、櫛形に切る

専用のポットは必要?食べ方や盛り付け方

バーニャカウダソースを温かい状態で楽しむには、専用のポットが便利です。保温性に優れ、ソースの温さを保ちながら食べることができますよ。

バーニャカウダポットがない場合は、保温性の高い容器にソースを移し替え、湯煎で容器を温める方法があります。また、耐熱性のあるガラス容器や熱を保持する陶器の器に入れて、電子レンジで少しずつ温め直すのもいいでしょう。

ホットプレートを使う場合は、保温状態にして、プレートの上にソースの容器をのせます。たこ焼きプレートを使う場合は、ソースを直接たこ焼きの穴に入れ、保温で温めてくださいね。

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