下準備

・バターは、常温に戻してやわらかくしておきます。
・アーモンドクリームと薄力粉は合わせてふるっておきます。
・シロップの材料を鍋に入れて沸かし、冷ましておきます。

作り方

1. アーモンドクリームを作る

Photo by Raico

ボウルにバターを入れて、ゴムベラでほぐしクリーム状にしたら、グラニュー糖を加えてよく混ぜ合わせます。

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卵を溶いて数回に分けて少しずつ加え、分離させないようにその都度よく混ぜ合わせます。

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アーモンドパウダーと薄力粉を加え、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ合わせます。さらにラム酒を加えて混ぜましょう。

2. ガレット・デ・ロワを成型する

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クッキングシートの上にパイシートを1枚のせ、直径12cm程度のセルクル型やボウルなどを押し付けて、軽く線を付けます。

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線に沿って1を円の中にのせて広げます。1を絞り袋に入れて絞り出してもいいでしょう。

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平らにならしたらフェーブを埋め込み、アーモンドクリームを絞ったまわりにはけで水をぬります。

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もう1枚のパイシートをかぶせて、クリームのまわりを軽く押してくっつけます。

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直径18cm程度のボウルを上からかぶせ、ナイフでまわりを切り取ります。生地がやわらかいようなら、冷蔵庫に入れて締めましょう。

また、ここでオーブンを200℃に温めはじめます。

3. 模様を付けて焼く

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生地のまわりの部分に指を軽く押し当て、切り込みを入れます。側面部分は焼き上げるとあまり目立たないため、時間がないときは省いてもOKです。

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卵を溶き、生地の表面にはけでぬります。

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パイを切らないようにナイフの背の部分を使って、好きな模様を描いていきます。太陽の模様なら、中心部分からカーブのある半円を描くように、少しずつずらしながら線を引いていきましょう。

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中心に少しだけナイフを入れて空気穴を作ったら、200℃のオーブンで30分ほど焼き、仕上げに230℃に温度を上げて2~3分焼いて、こんがりと焼き目を付けます。熱いうちにシロップをはけで塗って艶出しし、粗熱が取れたらできあがりです。

おうちで作れる!フランス伝統菓子のレシピ3選

1. マスターしたい!シェル型がかわいいマドレーヌ

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調理時間:30分
細長いシェル型の形がかわいらしいマドレーヌ。ホタテ貝の貝殻を使って焼いたことが起源ともいわれます。はちみつのじんわりとした甘みとレモンのさわやかな風味がマッチして、つい手が伸びるおいしさ。生地を冷蔵庫で休ませると、全体がなじんで中心部分がぷくっとふくらみますよ。

2. 土台なしでお手軽!アルザス風りんごのクラフティ

Photo by macaroni

調理時間:60分
フランスリムーザン地方生まれのクラフティは、タルト生地にさくらんぼをならべ卵液を流して焼くお菓子。このアルザス風りんごのクラフティは、タルト生地を敷かずに、耐熱容器にりんごと卵液を流して焼く簡単レシピです。生地にヨーグルトや豆乳を使うことで、あっさりと仕上がりますよ。

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