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フランスのお正月に欠かせないお菓子「ガレットデロワ」とは
ガレットデロワとは?
ガレットデロワは、1月6日の公現祭に食べられるフランスの伝統菓子です。地域により多少ちがいはありますが、よく知られているのは、パイの中にアーモンドクリームと「フェーブ」という陶製人形が入っているタイプ。切り分けたガレットにフェーブが入っていると、幸運が1年続くといわれています。
ガレットデロワの誕生はいつ?
起源は古代ローマ時代。サートゥルヌス神を祝したお祭、サートゥルナーリアでは、1粒の豆を入れたケーキが出され、豆が当たった人は宴の王様になれるという風習がありました。その後キリスト教が広まるにつれ、この風習が公現祭に取り入れられるようになったといわれています。
アーモンドクリームが入るようになったのは17世紀。豆を飲み込んでしまわないよう、王様の印が陶製の人形に変わったのは19世紀半ばころのようです。
ガレットデロワの楽しみ方♪
ガレットデロワは、切り分ける際、誰にフェーブが配られるかわからないよう注意が必要です!
伝統的な方法では、もっとも年が若い人がテーブルの下にもぐり、ガレットが切り分けられるたび「これは誰々に」と指示をします。フェーブ入りのガレットが当たった人は一日王様に♪ 王冠をかぶり、みんなから祝福を受けられます。
ガレットに入っている陶製のフェーブは、色も形も多種多様。コレクターも多く、犬や猫、建物など見ているだけで楽しめます。
ガレット表面の模様には意味がある!
ガレットの表面にナイフなどで描かれる模様は、大きくわけて3種類。それぞれに意味を持っています。
1. 渦巻き模様(太陽・生命力)
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