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伝統のフランス・ブルターニュ地方の代表的菓子「ガレット・ブルトンヌ」
イギリスとドーバー海峡を挟んだフランス北部のブルターニュは古くからの酪農地方。バターなど乳製品の名産地です。
また海に面しているため塩作りも盛んでミネラル豊かな「ゲランド塩」はいまや世界的にも有名。それら乳製品と塩を活かした有塩バターを使用した菓子が多い土地でもあり、その代表がこのガレット・ブルトンヌなのです。
ガレット・ブルトンヌの名前について
ただ、このガレット・ブルトンヌ。少しややこしいのがその名称。本場フランスでは「ガレット・ブルトンヌ」といえば薄焼きサブレのこと。日本で人気の厚焼きの「ガレット・ブルトンヌ」はフランスでは「パレ・ブルトン」と呼ばれています。
でもいずれにしろ「ガレット」も「パレ」もフランス語では「円形」の意味。「ブルトンヌ」や「ブルトン」はブルターニュ風の意味。要は「ブルターニュ風サブレ」ですね。
本場フランス!ガレット・ブルトンヌの基本レシピ
古くからの素朴な菓子なので材料は粉・玉子・砂糖と実にシンプル。作り方も簡単です♪ ポイントは日本ではずっとお菓子作りに御法度だった「有塩バターを使う」その一点かも……お菓子にこそ有塩バター。
お菓子作り用に特別に無塩バターを買う必要なんてなし!この際、そんなブルターニュ流を試してみましょう。
材料
・小麦粉 140g
・グラニュー糖 80g
・有塩バター 80g
・卵黄 2個
・ベーキンブパウダー 6g
・バニラエッセンス(パウダー)少々
・レモンの皮 1/2個分
手順
1. 卵黄と砂糖をよく混ぜます。
2. 常温で柔らかくしておいたバターを(1)に混ぜ小麦粉とベーキングパウダー、バニラも加えます。
3. 直径8cmほどのソーセージ状にしてラップをし、冷蔵庫で2時間冷やします。
4. オーブンを170度に余熱しておき
5. 3.の生地を1.5cm厚に切り、天板に並べ、15分焼けば出来上がり。
ガレット・ブルトンヌの人気おすすめレシピ3選
1. アーモンドプードルでサクサク!ガレット・ブルトンヌ
小麦粉だけではなくアーモンドプードルも使用することでサクサク感が一層増し風味豊かな味わいになります。生地が冷たいうちに型抜きをして、しっかりとセルクル(円形型)で焼き上げるのが、美しく仕上がるポイントです。
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