サブレとクッキーの違いは何？発祥や基本の材料で分かりやすく比較

甘くサクサクの焼き菓子は幸せ気分を運んでくれますよね。この記事では、サブレとクッキーの違いについて解説します。実は発祥国や材料などに違いがあるんですよ。同じく人気のビスケットとクラッカー、ガレットとの比較も必見です！ 2024年8月30日更新

ライター : とも

子育てフードライター

「サブレ」と「クッキー」の違いが知りたい！

見た目が似ているサブレとクッキー、どちらも人気の焼き菓子ですよね。バターの香りとやさしい甘さは、ひと息つきたいときにぴったりです。

ところで、このふたつはどのような違いがあるのでしょうか？以下では、それぞれの由来や材料などの特徴を詳しく解説します！

サブレとは

Photo by macaroni

レシピはこちら｜macaroni動画

発祥

サブレはフランスが発祥です。17世紀頃、フランスに住んでいたサブレ伯爵夫人のレシピが、フランスの社交界で人気になり、世界中に広まったという説が有力。

名前の由来

サブレの語源は、前述のサブレ伯爵夫人からとったという説と、サブレ独特のサクサク食感からフランス語で「砂」を意味する「sable（サブル）」に由来するという説があります。

材料

サブレの主な材料は、小麦粉・バター・砂糖・卵など。バターとあわせて、植物油を原料とする油脂のひとつであるショートニングを使うこともあります。膨張剤のベーキングパウダーを使わないのが特徴。

一般的なサブレは、バターと小麦粉が同量の割合で使われいて、バターの風味が強いのも特徴のひとつです。生地は厚めでほろっと崩れる食感です。