バターやジャムの量に注意

ダイエット中は、パンに何もつけないことがベストですが、物足りなく感じることもありますよね。バターやジャムを使う場合は、つける量に注意しましょう。

たとえばバターには大さじ1杯(12g)で84kcal、ブルーベリージャムには大さじ1杯(21g)で37kcal、いちごジャムには大さじ1杯(21g)で53kcalのカロリーがあります。つけすぎないためにも、あらかじめ使う量を計っておきましょう。(※9)

ダイエット中におすすめ!フランスパンを使うレシピ4選

1. サバ缶バインミー

フランスパンで作る、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」。こちらはサバの水煮缶で手軽に作れるレシピです。なますやレタス、好みで香菜もたっぷり挟んでいただきましょう。サバ缶は、糖質のエネルギー代謝にかかわるビタミンB1が豊富ですよ。(※6)

2. 生ハムとアボカドのカスクルート

生ハムとアボカドを挟む、シンプルなサンドイッチです。時間がなくてもサッと作れるのがうれしいポイント。生ハムは糖質の代謝に必要なビタミンB1が多く、パンの糖質を効率よくエネルギーに変換するのに役立ちます。また、アボカドには食物繊維や塩分(ナトリウム)の排泄作用があるカリウムが豊富。シンプルながらも、栄養を効率よく摂れる組み合わせです。(※5,6,8)

3. バゲットキッシュ

パイシートの代わりにフランスパンを使うキッシュのレシピ。ボリューム感と華やかな見た目で、おもてなしにもぴったりです。卵や野菜を使うことで、フランスパンだけでは不足しがちなたんぱく質やビタミン、ミネラルを摂取できますよ。丸ごと1本使うので、量を決めて食べるようにしてくださいね。(※1)

4. えびとブロッコリーのバゲットサラダ

トーストしたフランスパンの、カリッとした食感がアクセントになるサラダ。具材をごろっと大きめに切ることで、食べごたえがでますよ。パンをサラダに入れると、たんぱく質やビタミンを一緒に摂ることができ、栄養バランスが整いやすくなります。ダイエット中、マヨネーズの量が気になる場合は減らしてくださいね。

フランスパンはダイエット向き!工夫してカロリーを抑えよう

フランスパンのカロリーは食パンよりも高いものの、噛みごたえがあるためダイエットにも活用できます。よく噛むことで満足感を得やすくなり、食べ過ぎ対策になりますよ。

しかし、フランスパンだけを食べるのはおすすめできません。偏った食事は体調不良を招くおそれがあるため、たんぱく質やビタミン、ミネラルを合わせて摂るようにしましょう。具材たっぷりのサンドイッチにしたり、サラダにプラスしたりと、ほかの食材と組み合わせて楽しんでくださいね。
【参考文献】
※1 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
※9 八訂早わかりインデックス食材&カロリーブック|主婦の友社
(2024/09/07参照)
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