ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

見た目も作り方もカジュアルに!簡単りんごタルト

Photo by Raico

調理時間 180
サクサクのタルト生地に、フレッシュなりんごをアーモンドクリームと一緒に詰めて焼き込んだ「りんごのタルト」。甘酸っぱくてジューシーなりんごがおいしいスイーツですが、いざ作ろうとするとなんとなくハードルが高く感じるもの。「型を使わず、ポリ袋で作る」カジュアルなりんごタルトなら、作りやすいうえに洗い物が少なくて済みますよ。

材料(直径約20cmの円形分)

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おいしく作るためのコツ

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袋の上から材料をもみ込むため、破れたりしないように丈夫な厚手のポリ袋を使うのがポイントです。材料が均一に混ざり合うように、袋の口の部分を軽く結んでこぼれないようにしながら、材料をムラなく混ぜ合わせましょう。

下準備

細かくカットした状態のバター

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タルト生地用のバターは、細かく切って冷蔵庫で冷やしておきます。アーモンドクリーム用のバターは、常温に戻しておきましょう。

作り方

1.タルト生地を作る

ポリ袋に薄力粉と砂糖、塩が入っている様子

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厚手のポリ袋に薄力粉と砂糖、塩を入れ、よく振って混ぜ合わせます。
ポリ袋に入った粉類にバターを加えている様子

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バターを加え、バターの粒を細かくするようにつぶしながら混ぜ合わせます。
袋の中の粉類に溶いた卵を加えている様子

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さらに卵を溶いて少しずつ加え、その都度混ぜ合わせます。生地にムラがなくなるよう、もみ込むようにして混ぜましょう。
ラップにはさんだタルト生地を、めん棒で伸ばしている様子

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ひとまとまりになったら、台の上にラップを広げて生地をのせ、さらにラップをかぶせます。めん棒で厚み3mm程度、直径25cmほどの円形に伸ばし、冷蔵庫で2時間ほど休ませましょう。

2.アーモンドクリームを作る

ポリ袋の中にバターとグラニュー糖が入っている様子

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ポリ袋にバターとグラニュー糖を入れ、もみ込むようにして混ぜます。
少しずつ溶いた卵を加えて、ポリ袋をもみ込んでいる様子

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卵を溶いて3回に分けて加え、その都度もみながら混ぜ合わせます。
アーモンドプードルを袋の中に加えている様子

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さらにアーモンドプードルを加え、全体にムラがなくなるまでもみ込むようにして混ぜます。

3.りんごをカットする

種と軸を取ったりんごを、包丁で薄切りにしている様子

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りんごはよく洗って種を芯を取り、3mm程度の薄切りにします。オーブンを180℃に温めはじめます。

4.焼き上げる

天板の上にのせたタルト生地に、フォークで穴をあけている様子

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天板の上にクッキングシートを敷き、その上に生地を置いたら、フォークで生地をランダムに刺してピケします。
ポリ袋に入ったアーモンドクリームを、タルト生地の上に絞り出している様子

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2の入ったポリ袋の隅を1か所カットし、生地の中央に絞り出します。生地のふちから3cmほど空けて広げるようにしましょう。
伸ばしたタルト生地の上に薄切りにしたりんごを並べている様子

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3を少しずつずらして広げたら、上からシナモンパウダーと砂糖をふりかけます。
タルト生地のふちを持ち上げて、内側に折り返している様子

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生地のふちを持ち上げて、内側に折り返します。
天板の上にのせた、型なしで成型したりんごタルト

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180℃のオーブンで30~50分焼きます。表面が焦げてきたら、アルミホイルをかぶせてください。
網の上にのせた、型なしりんごタルト

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焼けたら網の上にのせ、粗熱が取れたらできあがり。

型なしタルトの人気レシピ3選

1. 相性抜群!いちごの型なしタルト

カスタードクリームといちごをのせる、型なしタルトです。フレッシュないちごを焼くことで、水分が抜けて酸味と甘味がぎゅっと凝縮。甘いカスタードクリームや、ザクッとしたタルト生地との相性がバッチリなひと品です。いちごやクリームはあまり盛り込みすぎないほうが、タルト生地で包みやすいですよ。

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