2.水を入れたボウルで、アクを洗い落とす

アクを取るときには、あらかじめ水を入れたボウルを用意しましょう。おたまがしっかり入る程度の水を用意します。おたまでアクをすくい取ったら、水を入れたボウルにおたまを入れアクを落とします。

おたまについたアクが再び鍋に戻るのを防ぎ、より効果的にアクを取り除くことができますよ。

基本のアク取りの方法ポイント

  1. アクは、最初の10分程度でこまめに取る
  2. アクを取ったあとは、火を弱めて煮汁の濁りを防ぐ
  3. 目の細かい網じゃくしを使うと、アクだけを効率的に取れる
  4. あらかじめ水を入れたボウルでアクを落とす

野菜のアク取りの重要性!失敗しない方法を徹底解説

野菜をおいしく調理するためには、アク取りが欠かせません。アクを適切に取り除くことで、料理の味や見た目がよくなりますよ。ここでは、野菜のアクを取る5つの方法と、それぞれに適した食材をご紹介します。

1. 水にさらす

水にさらすと、野菜の表面に着いているアクや不純物を洗い流し、苦味や渋みを減らすことが可能です。野菜は適当な大きさに切り、清潔な水を張ったボウルに入れましょう。5〜10分ほど浸し、そのあと水を取り替えます。同じ作業を2〜3回繰り返すと効果的です。

2. 酢水にさらす

酢水に野菜を浸すことで、変色を防ぎながらアクを取り除くことが可能です。水1リットルに対して大さじ1杯程度の酢を加えて酢水を作り、切った野菜を5〜10分ほど酢水に浸しましょう。そのあと、水で軽くすすぎます。酸の効果でアクが中和され、野菜の色味が鮮やかに保たれますよ。

3. お湯でゆでる

お湯でゆでる方法は、水溶性のアクを効果的に少なくできます。たっぷりの湯を沸かし、野菜を入れて30秒から1分ほどさっとゆでましょう。そのあと、すぐに冷水に取って冷やします。短時間でゆでることで、色や食感を保ちながらアクを取り除くことができますよ。

4. 米ぬかに入れる

米ぬかのアク吸着効果を利用する方法です。鍋に水1リットルに対して米ぬか50g程度を入れ、野菜を加えて15〜20分ほど煮ます。煮たあとは、水で軽くすすぎましょう。この方法は、とくに山菜や特有の苦味を持つ野菜に適していますよ。

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