ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

自家製「すももジャム」の作り方

Photo by Raico

調理時間 30
*砂糖に漬けて置く時間は除く
やわらかくて甘酸っぱい夏のフルーツ “すもも” 。生で食べてもおいしいですが、完熟したすももはあまり日持ちがしないもの。 ジャムにすれば旨みがギュッと濃縮して、おいしさが長く楽しめますよ。「すももを生で食べるのはちょっと苦手」「思いがけず酸っぱかった」というときにもおすすめです。

材料(すもも約8個分)

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作るときのコツ

  1. すももの皮には、ペクチンと呼ばれる天然のとろみ成分が含まれています。ジャムにする場合は、皮付きのまま使用してください。
  2. ジャムを作るときは、アルミ鍋は避けてください。フルーツの酸によりアルミが溶け出し、ジャムの味や風味が変化してしまいます。酸に強いステンレスやホーローの鍋を使用しましょう。

下準備

保存容器(ビン)は沸騰したお湯で煮沸し、水分をよく拭きとっておきます。

作り方

1.すももをカットする

まな板の上でカットしたすもも

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すももはよく洗い、皮が付いたまま種をさけてざく切りにします。
鍋の中ですももと砂糖が混ざっている様子

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ステンレスまたはホーローの鍋にすももと砂糖を入れて、よくからめます。2~3時間ほど置いて、すももの水分を出します。

2.すももを煮る

鍋に入れたすももを煮ている様子

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レモン汁を加え、中火にかけてかき混ぜながら煮ていきます。鍋の底が焦げ付かないように気を付けてください。沸騰したら弱火にして、潰しながら煮詰めましょう。
ゴムベラでジャムの入った鍋をかき混ぜている様子

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実から種が離れたら、取り除いてください。粘り気が出て好みの固さになれば、火を止めてできあがり。熱いうちに保存容器に詰めて、粗熱が取れたらふたをしましょう。

保存方法と日持ち

十分に砂糖を加えてしっかりと煮詰めたジャムは、保存が可能です。保存ビンは煮沸して水分をきちんと拭き取り、ジャムを熱いうちに詰めましょう。3~6か月ほど保存することができます。

またジッパー付き保存袋に詰めて、冷凍保存が可能。使い切りやすい量に小分けしておくと便利ですよ。半年~1年ほど保存できますが、だんだん風味が落ちていくので長く冷凍しすぎないほうがいいでしょう。

ジャムを鍋以外で作る方法3選

1. 圧力鍋で時短!フルーツジャム

圧力鍋を使う、姫りんごのジャムです。果肉のやわらかいすももをジャムにするときは、鍋で煮ることが多いですが、圧力鍋を使うとあっという間に作ることができますよ。ジャムを時短で作りたい方におすすめの方法です。レモン汁の量は、味を見て加減してみてくださいね。トーストやヨーグルトに添えて、毎日食べられますよ。

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